ダッシュボードがMeta広告を活用した来店最適化ソリューションを提供開始
ダッシュボード株式会社は、Meta Business Partnerである広告代理店です。この度、同社はMeta広告を利用した来店計測および来店最適化の配信ソリューションを開始しました。特に、リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営する株式会社unerryとの協力により、広告配信の新たな選択肢を提供します。
背景と課題
これまで、実店舗を持つ企業がMeta広告を駆使する際、来店数を計測しつつ最適化する手法は限られていました。広告配信は、主にターゲットユーザーへの認知強化やWEB予約の獲得に向けたものが一般的でした。しかし実際の来店行動を計測し、それに基づいた最適化は、広告主にとって重要な課題となっていました。
提供されるサービス
ダッシュボードは、Meta広告に関する豊富な専門知識を活かし、unerryが提供する人流ビッグデータとMetaのコンバージョンAPIを结合させたシステムを整備しました。これにより、店舗来店者のデータに基づいたターゲットオーディエンスを生成し、その結果を元に広告配信を最適化することが可能になります。この新しい仕組みでは、来店数の増加や、予約獲得単価の削減が見込まれています。
成功事例の紹介
この新サービスによる具体的な成果として、大手食品メーカーとの連携プロジェクトが挙げられます。配信期間は1か月、ターゲットは25〜57歳の男女で、全国のスーパーマーケットに広告を配信しました。この施策により、広告接触のあったユーザーが約4万人来店し、その結果、来店1人あたりのコストが約10円という素晴らしい成果を上げたのです。
また、広告の効果を検証するために、Metaプラットフォームのコンバージョンリフトテストを実施し、広告接触グループと非接触グループの結果を比較する手法が使われました。この手法により、広告効果が実態として明確に示される事例となりました。
今後の展望
今後、広告業界はCookieレス環境の変化やAIの積極的な活用に取り組む必要があります。この流れに対応するため、ダッシュボードではマーケティングAPIを駆使し、幅広い広告運用ツールの開発を進めています。また、unerryの人流ビッグデータをフル活用することで、従来の限界を超えた広告配信が実現できる見込みです。これにより、実店舗を構える企業のマーケティング戦略や、集客における課題を解決していく考えです。
ダッシュボード株式会社の概要
ダッシュボード株式会社は2013年に設立され、Meta Business Partnerの代理店として、広告運用の幅広いサービスを展開しています。広告主のマーケティング活動を支援するため、各種広告運用代行、サイト開発、SNSアカウント運用コンサルを提供し、成果に向けた支援を行っています。
より詳しい情報は、
ダッシュボード株式会社公式サイトをご覧ください。
unerry株式会社の紹介
株式会社unerryは、2015年設立でリアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営し、膨大な人流ビッグデータの解析を行っています。これにより、OMOマーケティング支援やスマートシティの実現に向けて様々な事業を展開中です。詳しくは
unerry公式サイトをご覧ください。