サンスター、3年連続「ホワイト500」認定の実績
サンスターグループは、9年間にわたり「健康経営優良法人」に認定され、特に「ホワイト500」にも3年連続で名を連ねています。これは、経済産業省と日本健康会議が健康経営を実践している優良企業を表彰するもので、サンスターの取り組みは評価されています。
サンスターは「常に人々の健康の増進と生活文化の向上に奉仕する」という社是を掲げ、従業員が健康であることを重視しています。この理念のもと、同社は様々な健康施策を展開しており、特に社員向けの福利厚生施設「サンスター心身健康道場」を利用した健康指導や、健康診断、歯科検診の充実を図っています。
健康経営の具体的な取り組み
サンスターでは、女性特有の健康課題を考慮した「女性の健康セミナー」を全社員対象に毎年開催し、男女問わずこのセミナーを通じて知識や理解を深める取り組みを行っています。また、メンタルヘルスの重要性を認識し、義務付けられているストレスチェックの実施をはじめ、産業医によるセミナーも行うことで全社員の心身の健康を支えています。
働きやすい環境の構築にも注力しており、職場の緑化や背景音楽の導入など、ストレス軽減や生産性向上を図る施策が進められています。これにより、特に従業員同士のコミュニケーション促進にも成功しています。
ウォーキングイベントや体操プログラム
サンスターでは、社員の運動習慣を促すべく、「みんなで歩活」というウォーキングイベントを開催しており、スマホアプリを利用して参加者同士で歩数を競い合います。このイベントは8年目を迎え、多くの社員が参加することで運動習慣の向上を目指しています。参加者の中には、平均歩数が最近のイベント前後で20%向上した例もあります。
また、転倒事故防止を目的として設計された「サンスター体操」が開発され、「スポーツスタイル」と「オフィススタイル」の2つのレベルから選べる形式で職場や自宅で実施可能です。この取り組みのおかげで、転倒事故は2024年には0件という成果を上げています。
地域貢献と従業員の交流
サンスターは地域貢献にも力を入れており、事業所や工場が所在する地域のボランティアイベントに参加することで、地域社会とのつながりも重要視しています。例えば、徳島阿波おどりといった地域の祭りへの参加が復活し、従業員同士のコミュニケーションの機会を増やしています。
健康道場の役割
1985年に設立された「サンスター心身健康道場」では、食事、身体、心の3つの観点から健康を支援するプログラムが展開されて来ました。定期的な宿泊指導や新入社員研修にも利用され、2020年からはオンラインプログラムも導入されています。サンスターはこの健康道場を通じ、社員の健康増進を目指しています。
100年ライフを迎える現代において、サンスターが提供するオーラルケアや健康支援の重要性は一層高まっています。今後も従業員が健やかに働ける環境を整え、健康産業に従事する社員たちが豊かな生活を送れるよう、さらなる活動を続けていきます。