AIで変わる業務改革
2025-03-25 15:27:53

ベーシックと沢井製薬が手を組む!AIによる業務改革の最前線

ベーシックと沢井製薬、AIで業務を革新



株式会社ベーシックは、沢井製薬株式会社が展開する「Sawai DX」プロジェクトの一環として、新たなビジネスプロセス改革を支援しています。近年、企業の業務改革やデジタルトランスフォーメーション(DX)が重要視される中、生成AIを活用した効率的な業務プロセスの実現が求められています。この取り組みでは、ベーシックの技術力が注目されており、今後の展開が期待されています。

業務改革の背景


沢井製薬は、ますます競争が激化する医薬品業界において、より効率的かつ柔軟な業務プロセスの構築が急務です。そこで導入されたのが、Azure OpenAI Serviceを中核とするAIエージェントです。この技術を活用することで、研究データの効率的な活用や、新たなビジネスモデルの創出を目指しています。

AIエージェントによる変革


具体的には、AIエージェントが過去の研究データを活用し、製剤開発に関する相談に迅速に応じることが可能です。特に、このエージェントは自律的に質問を解釈し、情報を検索・生成することができるため、業務の効率化が図れます。月間の利用頻度は100回を超えており、利用者からは非常に高い評価を受けています。このように、AIが業務の様々な場面で活躍することで、製薬業界全体の生産性向上が期待されます。

安全なデータ利用の確保


また、セキュリティも重要なポイントです。ベーシックは、AI基盤を構築する際に、研究データの保護を最優先に考え、閉域網を整備しました。このため、機密性の高いデータが外部に漏れることなく、安全に使用されることが保障されています。

現場の声と期待


沢井製薬の製剤研究部の主任研究員、西村卓朗氏は、実業務担当者とシステム開発者とのコミュニケーションが業務改革の成功にキーになると述べ、ベーシックが提供したサービスの迅速な理解に感謝しています。また、博士(薬科学)の研究員、木全崚太氏も、業界の先を行くベーシックの技術力に感銘を受けており、彼らの柔軟な対応が今後の開発成果に繋がると確信しています。

今後の展望


それに加え、報告書作成支援やデータ分析など、研究分野でのさらなる成長が期待されます。DX推進の一環として、ベーシックは先進的なIT技術を駆使して、ビジネスのさらなる発展をサポートしていきます。既に提供されている「Azure OpenAI RAG精度改善支援サービス」では、ユーザーが求める情報に容易にアクセスできるよう、AIエージェントの導入やUI/UXの改善に取り組んでいます。

顧客のニーズに特化したRAGアプリケーションの構築が進められており、業務効率の向上に大きく貢献しています。これからも、企業のDXを加速する革新的なソリューションを提供し、医療業界におけるデジタル志向を強化するお手伝いをしていく予定です。

まとめ


株式会社ベーシックと沢井製薬のコラボレーションは、AIを活用した業務改革の可能性を広げるものとして注目されています。企業のDX推進における成功例となるこのプロジェクトは、今後も続々と新しい展開を見せることでしょう。業務プロセスの刷新がもたらすイノベーションに期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社ベーシック
住所
東京都新宿区高田馬場1-31-18高田馬場センタービル
電話番号
03-3204-2241

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