能登復興に向けた「のと熱中授業」とは
一般社団法人熱中学園は、東京を拠点に地方の大人向け社会塾「熱中小学校」を運営しています。今回は、その活動の一環として「のと熱中授業」がスタートします。新型コロナウイルスの影響で様々な地域が困難に直面する中、能登が持っている文化や産業の価値を再発見し、これを未来へつなげていくことが狙いです。
「のと熱中授業」は、2025年4月に始まり、オンラインで開催されるため、全国どこからでも参加が可能です。受講料は無料で、興味のある方々が気軽に応じられる仕組みとなっています。この授業では、能登の魅力を熱中小学校のボランティア講師陣と地域の方々との対話を通じて深く学ぶことができます。
学びのテーマと内容
授業は、以下の複数のテーマにわたって展開されます。
- - 産業: 農業、牧畜、漁業、加工業
- - 文化: 音楽、映像、祭りなど
- - 学び: 里山里海、食文化
これらのテーマをもとに、授業でのやりとりを通じて、能登地域特有の情報やプロジェクトを学ぶことができます。実際に能登で行われている取り組みを知ることで、地域への理解を深めることができるでしょう。
第1回授業の詳細
記念すべき第1回の授業は2025年4月15日(火)20:00から21:30に開催されます。講師には、公益社団法人MORIUMIUS代表理事の立花貴さんと、一般社団法人のと復耕ラボ代表理事の山本亮さんをお迎えする予定です。
- - 立花貴さんは、東日本大震災の影響を受けた宮城県石巻市雄勝町で持続可能な地域づくりに取り組んでいます。彼は、廃校をリノベーションした「MORIUMIUS」を運営し、地域における循環する暮らしを体験できる場を提供しています。
- - 山本亮さんは、能登半島の地域おこしに従事しており、震災後も復興活動を継続しています。彼の知見も授業に生かされ、地域の未来を見据えた取り組みについて語られる予定です。
参加方法について
参加希望者は、授業日までにZOOMの準備をしておく必要があります。授業の出欠については、リンクを通じてお申し込みいただくことが求められます。参加者には授業開始日までにZOOMのURLが送付されますので、事前のご準備をお願いします。
地域との交流を図りつつ学び合う「のと熱中授業」。能登の未来と日本全体の未来をつなげる貴重な機会をお見逃しなく!