高千穂交易が新たに多言語映像通訳サービスを導入
高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区)が、株式会社テリロジーサービスウェアと提携し、多言語映像通訳サービス「みえる通訳」の取り扱いを開始しました。これは、小売業界におけるインバウンド市場の成長を背景に、接客品質の向上を図り、同時に人手不足の解消を目指すサービスです。
インバウンド需要の急増
最近のデータによると、日本への訪日外国人客数は2024年の初めから急増し、1月から10月の間で3100万人を超える見込みです。このような状況の中、インバウンド需要が高まる一方で、言葉の壁や担当者の不足が依然として小売業界の課題として残っています。特に外国人観光客への効果的なサービス提供が求められています。
「みえる通訳」の紹介
「みえる通訳」は、タブレットを通じて通訳者とテレビ電話をつなぎ、リアルタイムで多言語の通訳を行うサービスです。このサービスは、訪日外国人客を対象にしており、13か国語に対応しています。具体的には、英語、中国語、韓国語、タイ語、ロシア語、ベトナム語、タガログ語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語、ネパール語、ヒンディー語、インドネシア語が含まれます。このことで、様々な国から訪れる観光客に対しても、スムーズなコミュニケーションが可能となります。
さらに、通訳者の顔を見ながら会話をすることで、微妙なニュアンスを伝えやすく、機械翻訳では感じ取れない細かい点でも正確な理解を促すことができます。これにより接客の質が大幅に向上することが期待されています。
特長と利点
「みえる通訳」には以下のような特長があります:
- - 指さし通訳: 「たっち通訳」と連携可能で、簡単な案内もすぐに行えます。
- - 専門知識の提供: 医療通訳プランもあり、医薬品や症状説明に対応した専門分野でのサービスを提供します。
- - 24時間365日の対応: 専門スタッフがいつでも対応するため、顧客に質の高いサービスを提供できます。
手話通訳も対応
また、2024年からは事業者として障害者への「合理的配慮の提供」に関する義務が生じるため、全プランで手話通訳の提供も行います。これは、より幅広い顧客への配慮を意味し、多様なニーズに応えることを目指しています。
今後の展望
高千穂交易は、1970年代からセキュリティシステムや様々なサービスを提供してきた実績があります。新たに導入した「みえる通訳」を通じて、小売業界の人手不足や顧客対応力の向上に向けた取り組みをもって、さらなる市場のニーズに応えていく計画です。
今後も、テリロジーサービスウェアとの協力を深めながら、付加価値の高いサービスを提供し続ける見通しです。
詳細情報
詳細については、高千穂交易の公式ウェブサイトで確認できます:
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