株式会社Circloopがリユーザブルカップサービスの環境影響を可視化
リユーザブル容器のシェアリングサービスを提供する株式会社Circloopが、自社のリユーザブルカップサービスに関するカーボンフットプリント(CFP)の算定報告書を公開しました。この取り組みは、サービスのライフサイクル全体におけるCO₂排出量を可視化することを目的としており、企業や利用者に環境への影響を定量的に示すことにより、リユースの重要性を訴求しています。
目指すべき方向性
Circloopは「使い捨て感覚の捨てない習慣」を掲げ、環境への配慮を強化しています。このコンセプトのもと、繰り返し使える容器のシェアリングを促進し、使い捨て容器の削減を目指しています。企業や施設への導入を拡大するために、定性的な意義だけではなく、温室効果ガスの排出量を明確に示すことが非常に重要であると位置づけています。
算定の詳細
Circloopのリユーザブルカップサービスでは、以下のライフサイクルを対象にCO₂排出量が算定されています。対象となるのは、300mlと450mlのリユーザブルカップで、算定範囲は原材料の調達から製造、輸送、洗浄、廃棄にわたります。参照基準として経済産業省や環境省のカーボンフットプリントガイドライン、さらにISO14067: 2018が用いられています。
算定結果
- 原材料調達:1.38 g-CO₂ (10%)
- 製造:3.66 g-CO₂ (28%)
- 輸送:0.44 g-CO₂ (3%)
- 洗浄:7.72 g-CO₂ (58%)
- 廃棄:0.09 g-CO₂ (1%)
この結果から、最も大きな排出源は「洗浄」段階であることが明らかになりました。また、繰り返し行われる「輸送」は排出量全体に対して5%以下と効率的な輸送方法の確立が持つ削減ポテンシャルも示唆されています。
今後の展望
今後、Circloopではこの算定結果を元にさらなる運用改善に取り組みます。特にリユースの環境価値を可視化し、より多くの企業や施設にリユース導入を促すことで「使い捨て容器ゼロ社会」の実現に向けて歩み続けます。
株式会社Circloopの基本情報
- - 所在地:東京都港区芝浦2-14-7加瀬ビル89-402
- - 代表者:中村 周太
- - 設立日:2022年10月
- - 資本金:3,770万円
- - E-mail:[email protected]
Circloopの進展には注目が集まっています。リユース市場の拡大が環境保護に寄与することを期待しつつ、同社の活動を今後も注視していきたいと思います。