大阪万博で虎竹の魅力に触れる
2025年7月、待望の「EXPO 2025 大阪・関西万博」が開催されます。その中で、竹材専門のブランド「竹虎」が提供する特別な体験論があります。それは、土佐虎斑竹(虎竹)を用いた花籠作りのワークショップです。虎竹は高知県須崎市安和の谷間でのみ育つ希少な竹で、その斑模様は他の地域では確認できない特性を持つことから、まるで自然の芸術のようです。
万博会場では、竹トラッカーの展示や虎竹製品の販売、さらには竹職人による実演が行われます。その中でも特に注目すべきは、参加者が実際に竹を使って花籠作りを体験できるワークショップです。このワークショップでは、竹虎の熟練した職人が直接指導し、竹の柔らかさや温かさを実感できる貴重な機会が提供されます。
参加者は竹を編む感触を存分に楽しみながら、日本の伝統工芸が長年受け継いできた技術の価値を実感することができるでしょう。この花籠作りは、大学生を中心としたインターンシップでも実施されており、参加者からは「ものづくりの楽しさを体感できた」という声も多く寄せられています。
現在、日本の竹材業界は輸入品やプラスチック製品の影響により非常に厳しい状況にあります。竹林の荒廃や職人の高齢化が進む中、竹文化の継承が危機に瀕しているのです。そんな中で、竹虎は1985年から「21世紀は竹の時代」と掲げ、国産の手作りの価値を守り続けています。環境に優しい材料である竹は、持続可能な未来を支える素材としても注目されています。
今回のワークショップは、多くの人々に竹の魅力を知ってもらうための取り組みの一環です。国際的な舞台である万博を通じて、虎竹の美しさや竹職人の真心がこもった手仕事に触れることで、「竹のある暮らし」の素晴らしさを実感していただければと願っています。
さらに、2025年4月21日には「竹編み職人なりきりセット」が販売され、誰でも簡単に竹職人になれるキットが手に入ります。興味がある方はぜひこの素晴らしい体験をお見逃しなく!
現在、開催日は未定ですが、詳細は竹虎の公式ウェブサイトで随時お知らせいたします。皆様に万博会場でお会いできることを心より楽しみにしています!
竹虎公式ウェブサイト
EXPO 2025大阪・関西万博公式サイト