リチウム電池の安全性
2026-04-03 11:17:37

株式会社ケミトックスが新たにリチウムイオン電池の類焼試験をスタート

新サービス開始!リチウムイオン電池の類焼試験



株式会社ケミトックス(本社東京都大田区)は、リチウムイオン電池メインの評価試験や認証サポートを手掛ける企業で、最近新たに「類焼試験(Thermal Propagation Test)」の受託サービスを開始しました。この試験は、EV(電気自動車)や産業用の蓄電システム、さらに各種のポータブル機器におけるバッテリーパックの安全評価を行うものです。

類焼試験導入の背景と目的



バッテリーパックは、通常、BMS(バッテリーマネジメントシステム)を使用して過充電や過放電から保護されています。しかし、万一セル内部での異常が生じ、熱暴走が発生すると、電気的な制御が難しくなります。こうした事態が起こった場合、隣接するセルに熱が伝播するかどうかが、火災の規模やシステム全体の損害に大きく影響します。

EVの普及に伴い、国際的な基準(UN GTR No.20やGB 38031など)でも、単体のセルの安全性だけでなく、全体のパックレベルでの「延焼防止」や「乗員避難時間の確保」が強く求められるようになりました。また、産業用リチウムイオン電池の安全基準JIS C 8715-2(IEC 62619準拠)では、システム全体の安全性を保障するために、類焼試験の実施が義務付けられています。

ケミトックスは、こうした市場のニーズに応え、致命的な火災を防ぐための実証データを提供できるサービスを展開します。

類焼試験の概要と試験方法



この試験では、バッテリーパック内の1つのセル(トリガーセル)を意図的に熱暴走させ、周囲にあるセルやモジュールに熱が伝播する様子を評価します。トリガーセルの熱暴走を誘発する手法は、以下の3つから選択されます。

1. ヒーター加熱(外部加熱): 外部から熱を加え、熱暴走を引き起こします。
2. 釘刺し(内部加熱): 金属釘を用いて物理的な短絡を発生させます。
3. 過充電(電気的負荷): 規定以上の電圧をかけることで、化学的に反応を促します。 *ただし、特定のセルには適用できません。

おすすめの対象企業



ケミトックスの類焼試験は、以下のような多様な事業者によって利用できます。
  • - 複数セル構成の電池パックを使用している製品の製造企業(電動工具、サービスロボット、ポータブル電源など)
  • - 産業用蓄電システムやEVなど、大型モビリティの製造企業(系統連系蓄電池、UPS、電動フォークリフト等)
  • - バッテリーパックやモジュールのアセンブリメーカー
  • - バッテリーパックの輸入販売を行う企業
  • - 難燃材や断熱材を開発している新規部材のサプライヤー

ケミトックスは、顧客の製品安全性を強力にサポートし、より安全なリチウムイオン電池製品の普及を目指しています。この試験の詳細やお問い合わせについては、公式ウェブサイトまたは担当窓口までご連絡ください。

お問い合わせ先


株式会社ケミトックス
北杜LiB試験センター

渡邊仁 ([email protected])

坂本清彦 ([email protected])
電話:0551-45-6133
ウェブサイトURL:https://www.chemitox.co.jp

会社概要


  • - 名称:株式会社ケミトックス
  • - 代表者:中山紘一
  • - 所在地:東京都大田区上池台1-14-18
  • - 設立:1975年9月3日
  • - 資本金:98百万円
  • - 事業内容:リチウムイオン電池の安全性、信頼性評価など。


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会社情報

会社名
株式会社ケミトックス
住所
東京都大田区上池台1-14-18
電話番号
03-3727-7111

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