帝京大学とフランスベッドの包括的連携について
2023年12月24日、東京都板橋区に本拠を置く学校法人帝京大学と新宿区のフランスベッド株式会社は、相互の発展を目指す包括的連携に関する協定を締結しました。この協定は、駅伝競走部とのスポンサー契約から派生したもので、両者の人的および知的資源の活用を重視しています。なお、帝京大学の理事長は冲永佳史氏、フランスベッドの代表取締役社長には池田茂氏が就任しています。
協定の背景
この取り組みは、2021年に帝京大学駅伝競走部とフランスベッドが締結したスポンサー契約の延長線上にあり、箱根駅伝などの大会で同社のロゴが描かれたユニフォームを着用し、大会に参加するなどの活動が行われてきました。このたびの協定により、教育・研究・技術開発、人材育成など、幅広い分野での連携を強化し、社会的な課題解決に寄与することを目指します。
連携の具体的内容
本協定では、以下の分野での連携を進めることが明記されています。
1.
研究および技術開発の推進
互いの知見を活用し、最先端の研究と技術開発を進めます。
2.
健康および医療の向上
健康と医療に関する実践的な知識と研究を共有し、患者や社会へ貢献します。
3.
教育および人材育成
学生の教育や実務的なスキルの育成を目的としたプログラムを構築します。
4.
インターンシップおよび就職支援
学生に対してのキャリア支援やインターンシップの機会を提供します。
5.
その他の連携事業
その他、合意に基づく様々なプロジェクトによる協力を行います。
アスリート支援の新たな展開
特に、帝京大学スポーツ医科学センターとフランスベッドの生産開発本部との協力により、アスリート向けの睡眠改善や新製品の開発が期待されています。アスリートたちのパフォーマンス向上には、十分な休息が不可欠であり、このような支援がさらなる成果をもたらす可能性があります。
帝京大学の教育理念
帝京大学は1966年に設立され、教育理念として「自分流」を掲げています。この理念のもと、知識と技術を修得し、社会貢献できる人材の育成を目指しています。また、教育指針には「実学」「国際性」「開放性」が定められており、現在は板橋、八王子、宇都宮、福岡、霞ヶ関の5キャンパスを有し、10学部・31学科・11研究科を擁する総合大学として多彩な学びを提供しています。
フランスベッドの歴史と役割
フランスベッドは1949年に創業し、日本の快適な住環境を提供することを目指し、ベッドや家具、寝装品の製造・販売を行っています。福祉用具レンタル事業においてもパイオニアとして知られ、新たな価値の創造と革新に注力しています。
この協定は、帝京大学とフランスベッド双方にとって大きな前進であり、今後の進展に期待がかかります。
詳細情報は以下のリンクをご覧ください。