株式会社menopeerの新たな挑戦
株式会社menopeer(メノピア)は、女性の心身の健康を支援し、自己実現を目指す社会の実現を目指している企業です。この度、同社はシードラウンドでの資金調達を成功させ、新しい事業展開に向けたステップを踏み出しました。
資金調達の背景
経済産業省が発表した調査によると、女性特有の健康問題が原因で生じる経済損失は、年間約3.4兆円に達しています。中でも、更年期症状による女性の離職損失は約1兆円と特に深刻です。この時期はキャリアアップにおいて重要な時期であるため、健康課題に直面する女性たちが自己実現を断念する現状が懸念されています。
この社会課題を解決するため、menopeerは今後も個人だけでなく、多くのステークホルダーと連携し、心身の健康を支える事業を展開する計画です。
35歳以上向けの新たなLINEアプリ「ルミナ」
menopeerは、35歳以上の女性を対象にした月経(出血)・体調管理LINEアプリ「ルミナ」のベータ版を近日中にリリースする予定です。このアプリは従来の月経管理アプリとは異なり、プレ更年期から更年期の世代の女性に特化した機能を搭載しており、自身の健康状態を手軽に把握できます。
具体的には、自分の更年期の段階を表示する機能や、月経の不順についての分析・アラート機能を提供します。LINEを通じた簡単な記録管理が可能で、利用者は自分の心身の健康をより効果的に管理することができます。
事業の社会的意義
menopeerが目指すのは、女性の健康問題の解決を通じた社会的インパクトの創出です。女性のヘルスケア課題は、なかなか表面化しづらく、社会における理解も不足していますが、今回の取り組みにより、その意識を高めていくことが期待されます。
投資家からの期待
出資した投資家たちからも、賛同の声が寄せられています。株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズのマネジャー後町陽子氏は「木村琴子さんの姿勢から社の可能性を感じた」とし、イーストベンチャーズの大柴貴紀氏も「自らの直感に基づいて出資を決定した」と述べています。両者とも、彼女の起業家としての情熱と粘り強さに賛辞を贈っています。
今後の展開と人材募集
menopeerでは、さらなる事業推進のため、同社のビジョンに共感する人材を募集しています。心身の健康を支える社会を共に目指していく仲間を求めています。
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株式会社menopeerの基本情報
このように、女性のヘルスケアに特化した新しいアプローチが形になりつつある中、menopeerは今後も社会に貢献していく姿勢を維持し、挑戦を続けていく所存です。