明治学院高校での特別授業
2024年11月26日から5日間にわたり、東京都港区の明治学院高校で、1年生を対象にした金融教育授業が開催されました。授業では、FP Office株式会社が開発したボードゲーム「LIFE PLAN」を用いて、生徒たちはお金の管理や将来の生活設計について楽しく学ぶ機会を得ました。
ゲーム型教育ツール『LIFE PLAN』とは
「LIFE PLAN」は、人生の重要なライフイベントや選択をゲーム形式でシミュレーションし、金融知識や意思決定力を育むことを目的としたボードゲームです。プレイヤーは職業を選び、収入や支出を管理しながら、貯蓄や投資の選択を行うことで、現実世界でのライフプランニングを体験できます。生徒たちは、このゲームを通じて日常の中での金融の重要性を理解し、自己管理能力を養うことができます。
イベントの様子と反響
授業には約320名の生徒が参加し、ゲームを通じた活発な学びが展開されました。ゲームが終了した後、生徒たちからはポジティブな反応が寄せられ、「お金の大切さや計画的な管理が楽しく学べた」との感想が多数ありました。また、教員からも「実践的でわかりやすい内容が、生徒の興味を引き出していた」との評価があり、授業は大成功を収めました。
生徒の声
参加した生徒たちの声は、以下のように多岐にわたります。
- - 「金融は身近なものの、授業で習うと難しいと思っていたが、ゲームを通じて簡単に理解できるようになった。」
- - 「お金についてあまり考えてこなかったが、説明を聞くことで、公共の授業で習った知識が生かされていると実感した。」
- - 「資産運用はルールを知ることで結果が大きく変わると知り、計画的に分配することが重要だと学んだ。今後は情報収集に努めたい。」
講師紹介
講師はFP Officeのファイナンシャルプランナー、景山一輝氏。大学卒業後に証券会社と外資系生命保険会社での勤務を経て、15年以上の金融実務経験を持つ彼は、子育て世帯を中心に金融相談を受け付けています。資産形成や運用を得意とし、ライティングやセミナー講師としても活動しています。
講師のコメント
「LIFE PLAN」を通じて、若い世代が将来に対する責任感を持つことができる手助けができることを嬉しく思います。今後も教育現場や企業との連携を深め、金融教育の普及に努めていきます。
まとめ
「LIFE PLAN」を活用した金融教育授業は、生徒たちの金融リテラシーを向上させ、将来的に役立つ貴重な経験を提供しました。今後もこのような取り組みが広がっていくことが期待されます。