新しいワインの魅力を広げるイベントが開催
追手門学院大学の経営学部の学生たちが主導するプロモーションイベント「まだ知らない大阪の美食 第二弾 ―NEW TASTE OF 羽曳野市&吉野町―」が、2025年11月1日(土)にセブンパーク天美で開催される。このイベントは、大阪・羽曳野で創業以来、高品質な自社製ワインを提供する飛鳥ワイン株式会社との協力のもと、若者層に新しいワインの楽しみ方を提案することを目的としている。
イベントの背景
今回の企画は、羽曳野市の地域産業と大学が連携を深める過程で生まれた。昨年、同大学のゼミナールが羽曳野市のタケダハム株式会社と共同で「贅沢ハム」を開発したことがきっかけとなり、この新たなプロジェクトが始まった。学生たちは、ワイン市場や飛鳥ワインに関する情報を収集し、現地を訪問。羽曳野市がぶどうの名産地であることを学んだ上で、関西のワイン文化を活性化させるための新たな提案を考案した。
イベント内容
イベントでは、ワインの試飲ブースを設けるほか、地元グルメの出店や羽曳野市の歴史についてのクイズ大会も行われる。特に注目されるのは、地元産の丹波焼を使用したワインボトルでの提供アイデアだ。これにより、関西で生まれたワインを地元の特徴を活かした形で楽しむことができる。さらに、イベントのハイライトとして、羽曳野市の山入端創市長と追手門学院大学の真銅正宏学長によるトークセッションも予定されている。テーマは「地域と学びの未来を語る~市長と学長が描く地域の可能性~」。このセッションでは、地域産業の発展と大学・行政の協働の重要性について深く考察される。
参加者の声
このプロモーション企画を指導する朴修賢教授のゼミに所属する学生たちは、ワインに対する期待に胸を膨らませている。「ワインにまだなじみのない若者に、もっと気軽にワインを楽しんでもらいたい。自分たちが提案したアイデアが実現するのが楽しみです」と話す学生の姿には、プロジェクトへの情熱が感じられる。
まとめ
11月1日のイベントは、ただの試飲会にとどまらず、地域と学びの未来を描く重要な機会となる。羽曳野市の魅力を再発見し、若者たちに新しいワイン文化を広めるこの試みは、地域全体にとっても大きな意義を持つだろう。ぜひ、多くの人々が参加し、新しいワインの楽しみ方を体験してほしい。イベントは10時から17時までの開催で、トークセッションは14時20分頃からとなっているので、訪問を考えている方はぜひチェックしてみてください。