熊本地震10年の今、愛犬との避難について考える
熊本地震から10年を迎える2026年、ペットとの避難行動に関する認識や実態が調査されました。株式会社利他フーズが運営する「健康いぬ生活」では、愛犬家を対象に「愛犬との防災・避難に関するアンケート」を実施。その中から、飼い主が普通に抱く愛犬との同行避難に関する懸念や課題が浮き彫りになりました。
調査の概要
tこの調査は、619人の犬を飼う成人男女を対象に、インターネットを通じて行われました。調査の目手は、愛犬との同行避難に関して、どれほどの認識と準備がなされているかを判断することです。調査結果は以下のような重要なデータを示しました。
同行避難場所の認知度
調査からは、約65%の飼い主が愛犬を伴って避難するための場所を知らないという結果が出ました。これに加え、27.7%は場所は知っているが利用方法が不明との回答で、情報の周知不足が問題視されています。特に、避難行動は緊急時に迅速に行われるべきであり、その際の情報提供が不可欠です。
避難時の心理的障壁
飼い主たちの大多数が愛犬と一緒に避難することの重要性を認識しているものの、他の避難者に対する配慮や、愛犬の体調への不安が、避難を躊躇する要因となっています。「他の避難者への迷惑」という回答が83.5%に達し、次いで「愛犬が慣れない環境で体調を崩す不安」が75.5%という結果となりました。これは、飼い主たちが愛犬の健康だけでなく、周囲の人々にも配慮して行動していることを反映しています。
災害時の食事の不安
また、避難生活における愛犬の食事に対する心配も調査されました。「食べ慣れないフードによる体調不良」という懸念が42%を占め、非常時においても「普段通りの食の安心」が求められることが示されました。ペットフードの備蓄条件としては、食いつきの良さや栄養価の高さが重視される傾向にあり、ペットフード業界の変化が必要であることも浮き彫りになっています。
訓練への参加意欲
さらに、同行避難訓練への参加経験者はわずか2.7%でしたが、「参加したことがないが参加したい」という意欲は67%にも上りました。これにより、飼い主たちが訓練の重要性を理解しているものの、実際の活動にはなかなかつながっていない様子が伺えます。
緊急時の備えを見直そう
熊本地震から10年が経過し、日々の生活の中で防災意識を高めることが求められています。特に、愛犬と共に生活する方々にとっては、避難時の情報収集や訓練が必要であることが、この調査結果から明らかとなりました。愛犬との安全な避難のためには、準備と意識の改革が不可欠です。
「健康いぬ生活」では、この調査結果をもとに、愛犬家の皆さんがより安全に、安心して避難行動を取れるような取り組みを続けていく所存です。詳細な調査データや図表素材は特設ページにて公開しており、ぜひご活用ください。
調査結果特設ページはこちらから