防災を学び、未来を守る!
2024年8月30日、JR大久保駅前に位置する「Link-to(リンクト)」にて、防災に特化したメタバース体験会が開催されました。このイベントは、株式会社Meta Heroesと神戸市が共同で制作した防災メタバース「ゲームで学んで未来を守る!阪神・淡路大震災を知ろう ~防災メタバース・タイムトラベル編~」を基に、参加者が楽しみながら防災について学ぶ機会を提供するものでした。
参加者の幅広い層
当日は、子供から大人まで多彩な年代層が参加し、自らの経験を共有する場面も見受けられました。震災当時の状況を振り返ることで、参加者はより具体的に災害の影響を理解し、自分自身の防災への意識を深めていました。実際に体験することができるメタバースの魅力に、多くの訪問者が感銘を受けた様子でした。
実践的な体験コーナー
防災メタバースの他にも、非常食や防災グッズを展示した体験ブースも設けられました。特に興味深かったのは、ペットボトルを利用したランプ制作や、新聞紙を使ってスリッパを作るワークショップです。これらの活動は、単なる防災知識だけでなく、災害時に役立つ実践的なスキルを身につける貴重な機会を提供しました。
トークセッションでの深い学び
また、阪神・淡路大震災の経験を持つ方を招いてのトークセッションも行われ、参加者はさらに防災の重要性を認識することに繋がったようです。話を聞くだけでなく、対話形式のセッションによって、より深い理解が得られたとの声も多く、このイベントがもたらした学びの効果は大きかったと言えます。
今後の展望
Meta Heroesは今後も、防災メタバースを活用し、さらに多様な世代が「楽しみながら学べる」防災イベントの企画に取り組んでいく予定です。このような活動を通じて、一人ひとりが災害への備えを日常生活の中で意識しやすくなることを目指しています。
「Link-to(リンクト)」の魅力
「Link-to」はTC神鋼不動産株式会社が運営しており、コミュニケーションやコワーキングを重視した空間として話題です。ここは、会社や自宅以外の居心地の良いサードプレイスとして、さまざまな出会いや発見を提供しています。また、不動産の相談やリフォームのアドバイスも行っており、多岐にわたるサービスを展開しています。
株式会社Meta Heroesについて
Meta Heroesは「Society 5.0 × SDGs × HERO」をスローガンに、メタバースやAI技術を駆使した多様なプロジェクトを展開。教育や防災、地方創生など、社会的課題の解決に積極的に取り組んでおり、その象徴ともいえるダイナミックなイベントは関心を集めています。
防災教育に新しい風を吹き込む「防災メタバース体験会」は、単なるイベントを超えた、未来を見据えた教育の一環として、多くの人々に勇気と知識を与えました。