渋谷のアート実験
2024-11-09 12:25:35

渋谷の廃材を使ったアートが新たな価値を生む実験

渋谷の廃材アート「nequam」実験の魅力に迫る



アートの世界では、時折驚くべきプロジェクトが生まれます。最近、渋谷で注目を集めているのが、アートブランド「nequam」です。このブランドは、廃材やゴミなど本来無価値とされるものを作品に昇華させる実験的な取り組みを行っています。特に、渋谷を舞台にしたこのアートの販売が、興味深い価値の再定義を提示しています。

渋谷という舞台



今回のアートピースは、世界的に有名なターミナル駅「渋谷」を背景に生まれました。この地点は、JR東日本による乗車人員ランキングで5位に位置し、1日の利用者数はなんと262万人。渋谷という街には、日々数多くの人々が集まり、さまざまな文化や流行が交錯しています。

このような賑やかな場所で、路上のゴミを用いることで新たな可能性を見出すという試みは、アートの存在意義について再考させるきっかけとなります。無価値とされるゴミをアートに変えることで、日常生活の中で見逃されている美しさや価値を再発見することができるのです。

nequamの理念



「nequam」は、株式会社こす.くまが仕掛けるプロジェクトで、価値の再定義を目指しています。無価値の象徴としての「ゴミ」を利用し、それを商品化することで、私たちの目の前に新しい価値が創造される瞬間を観察・実験しています。製品は高額ながら、まさにアートとしての価値を持つ新たな視点が提供されています。

アートピースの詳細



現在、nequamが販売を開始しているアートピースは、以下の通りです。各アートピースは167,200円(税込)で販売され、材質にはアクリルやキャンバス、渋谷のゴミが使用されています。
  • - nequam No.1: 幅54cm、奥行き4cm、高さ66cm
  • - nequam No.2: 材質同様
  • - nequam No.3: 材質同様
  • - nequam No.4: 材質同様
  • - nequam No.5: 材質同様

すべての作品は、西武渋谷店 A館2階にて展示・販売され、2024年11月11日まで閲覧可能です。これらの作品は、アートとしての価値だけでなく、捨てられてしまう運命にあった物たちにも新しい意味を与えることを目指しています。

経済的利益のない挑戦



こす.くまは、経済的な利益を目的としない実験的な株式会社です。「なるべくみんな幸せな方が良い」という理念のもと、社会にポジティブな影響を与える活動を展開しています。このプロジェクトを通じて、無価値とされるゴミがどのように価値を持つアートに変わるのか、その過程を観察することが重要視されています。

未来への期待



「こす.くま」は、方針を持ち続け、社会の違和感に気づきながら、仲間を増やし、世界を楽しむ努力を続けています。これからの世の中では、アートがただの消費の対象ではなく、価値の創出へとつながることが期待されています。無価値とされるものの中に潜む美や価値を見つけ出すnequamの挑戦から目が離せません。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

会社情報

会社名
株式会社こす.くま
住所
東京都三鷹市下連雀1-7-18
電話番号
070-8306-4180

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 渋谷区 渋谷 アート nequam

Wiki3: 東京都 渋谷区 渋谷 アート nequam

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。