オンライン健診が進化
2024-12-11 12:30:35

ファストドクター、法人向けオンライン二次健診サービスを導入開始!

ファストドクターが提供するオンライン二次健診サービス



ファストドクター株式会社は、すかいらーくグループ健康保険組合との協力による新しい法人向け「オンライン二次健診サービス」の実証導入を2024年12月に開始します。このサービスでは、健康診断で要検査または要治療と診断された従業員に対し、効率的に二次健診を受けられるように支援します。

この背景には、健康診断を受けた60%の人が「要再検査」「要精密検査」の指摘を受けているという事実があります。しかしながら、企業からの二次健診の勧奨は努力義務の範疇であり、多くのハイリスク者が未だ受診をしていません。この問題を解決するため、ファストドクターは生活習慣病にかかるリスクが高い従業員に対し、早期受診を促すオンラインサービスを提供することになりました。研究によれば、医療機関を3か月以内に受診することで、入院リスクを最大40%軽減できることが示されています。早期治療を行うことによって、循環器疾患による入院や全死亡リスクの低下、さらには労働生産性の向上にもつながっていくとされています。

特に外食産業の従業員にとって、忙しい勤務シフトの中で病院を訪れることが難しく、健康管理は重要な課題となっています。このため、すかいらーくグループは、多様な働き方を行う全ての従業員に健康的な環境を提供し、企業成長と従業員満足度の向上を目指す取り組みを決定しました。

オンライン二次健診サービスの特徴



このオンライン二次健診サービスの主な特徴は、健康診断結果を基に医師が受診の必要性を直接伝えることで、ハイリスク者の早期受診を促進する点です。対象者への案内は迅速に行われ、受診後もフォローアップを通じて、治療からの離脱を防ぎ、従業員が健康的に働き続けられるよう支援します。

具体的な流れとしては、まず対象者にオンライン二次健診の案内が送信され、健康リスクについての説明や適切な受診方法が提案されます。受診後、対面診療が必要な場合は診療情報提供書を発行し、地域の医療機関と連携します。もし受診が確認できない場合には、定期的にリマインドを行い、治療の継続を支援します。このようにすることで、ファストドクターは重症化のリスクが高い従業員に対して、受診率の向上を目指しています。

今後の展望



この試みを通じてファストドクターとすかいらーくグループは、実証停止による効果検証を行い、治療継続率や二次健診受診率をKPI(重要業績評価指標)として設定していきます。最終的には、企業の労働生産性の向上と医療費の適正化を実現することが目指されます。

ガイドラインに従い、ファストドクターはまた重要な医療役割を担い、地域医療の強化と持続可能な医療体制の構築へ向けた取り組みを続けていく意向です。私たちのビジョンは「1億人のかかりつけ機能を担う」ことであり、ミッションは「生活者の不安と医療者の負担をなくす」というビジョンを実現することにあります。これからもさらなる医療への貢献を目指して取り組みを進めていきます。


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会社情報

会社名
ファストドクター株式会社
住所
東京都渋谷区恵比寿4丁目20-3
電話番号
03-6387-3499

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