エムダブリュー、台北における地域ブランドの新展開
令和の時代、国際的な事業展開が加速する中で、株式会社エムダブリューが台北の環南総合市場と手を組み、地域特産品のブランド展開を推進する取り組みを発表しました。この提携は、四者間でのMOU(覚書)締結を基盤に、日本の地域産品が台湾市場において、持続的に価値を提供し、国際的な流通を図るものです。エムダブリューが担う役割について詳しく見ていきましょう。
環南総合市場とは
環南総合市場は、台北市内でも最大級の食品流通拠点として知られ、日本の食材がバイヤーや料理人に利用される場となっています。この市場は、台北市内の食品流通の約3割を占め、1,300以上の店舗が集まり、約7,000坪の広大な敷地を有するなど、重要な商業エリアです。この市場での活動は、プロジェクトのスタートを意味し、実際に「北陸美食展」という名のイベントが開催されました。この催しでは、能登ガニや能登寒ぶりなど、日本の有名な食材が紹介され、台北の人々にその魅力を伝えました。
エムダブリューの役割と責任
エムダブリューは、このプロジェクトにおいて特に重要な役割を果たしています。具体的には、以下の三つの領域において、ブランドの発展を支える戦略を策定しています。
1.
ブランド開発
台北側の好みや地元食品の状況をリサーチしながら、地域産品のブランド価値を構築します。これにより、日本の特産品が長期的に選ばれる理由を作り上げることが狙いです。
2.
デザイン監修
商品のパッケージや市場での展示に関してデザインを監修し、構築したブランド価値を視覚的に表現します。商品の魅力を引き立たせることで、消費者の興味を引くことに注力しています。
3.
プロモーション企画
ターゲットとなる潜在顧客に向けて、オンラインやオフラインでのプロモーションを計画し、体験価値を高める施策を展開します。このような戦略を通じて、顧客の購買意欲を引き出すことを目指しています。
今後の展望
エムダブリューは、日本の地域産品が持続的に台北市場に流通するための仕組みを段階的に構築していく方針です。この取り組みを進めながら、台北のニーズを日本に還元し、双方が互いに発展し合う循環を構築することが、新しいブランド価値の創造へとつながるとされています。
この提携がもたらす波及効果は、日本の地域産品を世界に広めるだけでなく、台北市場との密接な交流を促進し、双方の経済発展に寄与することが期待されています。
詳細については、以下の連絡先までお問い合わせください。
株式会社エムダブリュー
デジタル広報担当
E-mail:
[email protected]
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