女性の働き方を見つめ直す『じぶん配分』白書第3弾をうるるが発表
労働力不足の解決に向けてリーディングカンパニーとして知られ、複数のSaaSを展開する株式会社うるる(本社:東京都中央区、代表取締役社長:星知也)は、女性の働き方と生活の調和をテーマにした「はたらく私の「じぶん配分」白書」の第3弾を発表しました。この白書は、全国1,000人の退職・休職経験を持つ既婚女性への調査をもとに、彼女たちが直面する課題や固定観念について掘り下げています。
『はたらく私の「じぶん配分」白書』とは?
本プロジェクトは、働く女性のキャリアの実情や生活のバランスを明らかにすることに重点を置いており、調査を通じて以下のテーマについて詳細に分析しています。
- - 退職・休職の理由
- - 就労の壁
- - 働くことの意義
- - 働き方に対する固定観念
さらに、そのデータから見えてきた課題だけでなく、多くの働く女性の協力によって、自身の「じぶん配分」を可視化する「じぶん配分ギャラリー」や、実際の働き方を模索するインタビューも収録されています。このような取り組みを通じて、働く女性が「私に合った働き方とは何か?」という疑問を持つきっかけを提供しています。
質の高い調査結果と固定観念
今回公開された調査結果によると、女性たちの働き方に関する固定観念には依然として強い傾向がみられます。以下は、特に顕著だった結果です:
1.
子育てが落ち着くまでフルタイム復帰が難しいと考える人が83.5%
2.
ブランクがあると即戦力になれないと考える人が78.3%
3.
時短勤務でも責任ある仕事を任されないと感じる人が62.0%
4.
“ちゃんと働く”と見なされるための条件として、週5日・フルタイム勤務を求める人が52.8%
このような固定観念がある限り、女性の再就労や就業継続は難しい状況が続くことが明らかになりました。調査報告は、働き方の多様性が受け入れられる社会の重要性を訴えています。
『じぶん配分』のギャラリーとストーリー
今回公開された第3弾では、かな多さん、紺野あさ美さんなど、8名の女性たちによる24時間の「じぶん配分」を紹介するギャラリーが新たに追加されました。多様なライフスタイルが織りなす働き方の実情を見ることができ、多くの女性がどのように日々の時間を配分しているのかを知る良い機会となっています。
また、丹下恵里さんなど、ライフイベントを経て自分の時間の使い方を見つけた女性たちへのインタビューも公開され、リアルな声を聞くことができます。彼女たちはどのようにして「じぶん配分」を定めているのか、その実感をインタビューを通じて知ることができ、働き続けるための工夫やヒントが詰まっています。
働く女性に寄り添うプロジェクト
少子高齢化が進む日本では、出産や育児、介護などのライフイベントを経てキャリアが分断される女性が増えています。これに伴い、出産後の復職が難しいという問題も深刻化し、労働力不足が一層進んでいます。うるるでは、「埋蔵労働力資産」の創出や活用を掲げており、今回の白書もその一環として位置づけられています。
このプロジェクトでは、女性の労働意欲と可能性がライフステージによって大きく変化することを前提に、個々の経験や意見を反映させることを目指しています。多様なライフステージにおける課題解決と、新たな働き方の可能性をもっと広め、多くの女性が自分自身の選択を支持される環境を目指しています。
うるるの取り組み
今後も、うるるは自社のサービスを通じて企業の生産性向上と働き方改革を推進し、日本の労働力不足問題を解決に向けて貢献していくことを宣言しています。自分らしい働き方を見出すために必要な情報と支援を提供し、より良い労働環境の実現に向けて努力していくでしょう。