「ワニナルプロジェクト」の挑戦
2023-02-24 13:00:01
農業の未来を担う!つくば市「ワニナルプロジェクト」の法人化と新たな挑戦
地域活性化への挑戦
元Jリーガーの近藤直也さんとアオニサイファーム代表の青木真矢さんが共同で進める「ワニナルプロジェクト」が、ついに法人化を果たしました。このプロジェクトは、農業の魅力を伝え、地域を活性化させることを目的としています。
「農業×○○○○」の新しい形
「ワニナルプロジェクト」は、農業を中心に地域の力を生かすさまざまなアイデアを展開しています。農業の実情や奥深さを学びながら、多くの農家さんとのつながりを大切にし、それを地域の中の「輪」として形成。地域が持つ力と農業を目指す人々が協力し合い、共に成果を出そうという姿勢がこのプロジェクトの核です。
フリーペーパー「ワニナルペーパー」創刊
2023年1月30日には、農家さんと地域をつなげるフリーペーパー「ワニナルペーパー」が創刊されました。これは農業の素晴らしさを広く発信するために、農業関係者やデザイナー、ライターなど、地元の有志が集まって制作されたものです。フリーペーパーでは、農業だけではなく、レシピや観光情報なども扱い、つくば市の魅力を多角的に伝える内容となっています。これにより、地域の特産物や農家の技術が多くの人に知ってもらえることを目指しています。
農業の新しい支援の形
茨城県は全国でも農業の生産額が高い地域ですが、高齢化が進む中で農業人口が減少しています。この現実に危機感を抱いた青木さんと近藤さんは、新規就農を促進し、農業の魅力を伝えるためにフリーペーパーの発行を決定しました。手軽に農業の情報を提供することで、新しい農業を生み出すきっかけとなることを目指しています。
クラウドファンディングへの挑戦
フリーペーパーの制作はつくば市からの補助金を受けているものの、今後の定期発行を続けるためにクラウドファンディングにも挑戦しています。創刊日と同日に開始されたこのクラウドファンディングは、開始からわずか20日で目標を達成し、さらなる支援の輪を広げています。このように多くの人々の関与と支援を得ていることは、プロジェクトの大きな力となっているのです。
法人化の理由と今後の展望
これまでボランティアで運営されていたワニナルプロジェクトですが、農業には未解決のさまざまな課題が山積しています。そのため、法人化を選択し、より強固で持続可能な形で活動を続けていくこととなりました。農業と地域の結びつきを強化するために、マルシェや交流会の開催、新たな農産物の流通網を形成し、地域を大いに盛り上げるために今後も活動を拡大していく方針です。
今後も、ワニナルプロジェクトの取り組みを注視していきたいと思います。地域と農業、双方が活性化するための活動は、私たちの生活をより豊かなものにしてくれることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
合同会社ワニナルプロジェクト
- 住所
- 茨城県つくば市上郷2223-1
- 電話番号
-
090-5155-1626