エクサ、積付計算機「LOADCAL N」をリリース
株式会社エクサは、業界のニーズに応える新しい積付計算機「LOADCAL® N」を発表しました。これにより、船舶設計における計算精度と効率が大幅に向上すると期待されています。
背景
これまでの積付計算機開発では、船舶設計に使用されている3Dデータを手作業で積付計算用に書き直す作業が必要でした。このプロセスは時間がかかるだけでなく、計算結果に微小な誤差を生じさせ、その結果として船級承認に多くの工数がかかっていました。
エクサの「LOADCAL N」はこの課題を解決し、設計者が抱える負担を軽減することが目指されています。
LOADCAL N の特長
1. 計算精度の向上
新しいLOADCAL Nでは、NAPAの3Dモデルを直接利用して積付計算を行うため、設計段階での計算結果と一致します。これにより、承認時の数字調整にかかる工数を大幅に削減でき、効率的な業務運営が可能になります。
2. 新Grainルール対応
2026年1月に施行予定の改正国際規則にも対応した適合判定機能を装備。国際規則への迅速な対応も実現しており、業務の国際化を促進します。
3. 設計者の負担軽減
設計ツールから得られたファイルをそのまま積付計算に使用できるため、設計者とベンダー間の情報提供の効率も向上します。この一手間簡素化は、労働時間の短縮に貢献します。
4. UI/UXの改善
LOADCAL NではフラットデザインのUIが採用され、3Dビューアの操作性が大きく向上しました。ユーザーが直感的に操作できることで、より快適なデザイン環境が提供されています。
将来の展望
エクサは「LOADCAL N」のリリースを、デジタルトランスフォーメーション(DX)の一環として位置付けています。この新しいソリューションを活用することで、陸上から船のデータをリアルタイムで把握し、将来的には航海データとの連携も目指しています。
また、自律運航や遠隔操船の分野でも重要な役割を果たすことが期待されており、リアルタイムでの計算能力を活用することで、船舶運航の安全性と効率性をさらに向上させることができます。
代表者のコメント
エクサの代表取締役社長、林勇太は「海事業界におけるDXが加速する中で、設計データを運航へシームレスに活用することが今後の課題です。NAPA社との連携を通じて業界のスタンダードを作る機会を得たことを嬉しく思っています。今後、エクサはこの技術を駆使して、造船業界の効率化と安全運航の実現に貢献してまいります」と述べています。
概要
「LOADCAL N」は、様々な船種に対応した新しい積付計算機であり、バルクキャリアやオイルタンカー、コンテナ船など幅広い対象に利用可能です。エクサは、35年間の業界経験を背景に、船舶のIT化や安全性向上に貢献する取り組みを続けています。
興味のある方は、公式サイトを訪れて詳細情報をチェックしてください。
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【会社情報】
株式会社エクサは、JFEスチールを母体とするITサービス企業で、最先端技術を駆使したデジタルソリューションを提供しています。
公式サイト:
エクサ ホームページ
【お問い合わせ先】
株式会社エクサ
〒220-8560
神奈川県横浜市西区みなとみらい 4-4-5
E-mail:
[email protected]
※LOADCALは株式会社エクサの商標です。
※LOADCAL NはNAPA社と共同開発したAPI「NAPA LC SDK」を使用しています。