「多摩トキワソウ団地」終了
2025-11-06 15:53:22

マンガ家育成シェアハウス「多摩トキワソウ団地」のサービスが2025年11月で終了

2021年からマンガ家の育成を目指し運営されてきた「多摩トキワソウ団地」は、特定非営利活動法人LEGIKAにより東京都日野市で提供されていました。この施設は、全53室を有し、プロのマンガ家を目指すアーティストたちにとっての住まいであり、創作活動の場として、多くの人気作家を輩出してきました。

特に、2023年度の入居者の平均入居率は約99.77%を記録し、長い待機期間を経て入居が決まるというほどの人気を誇ります。そのため、現在も多くのマンガ家がここで生活し、創作活動を行っていました。多摩トキワソウ団地は、プロデビューした人の数が居住者の3割を超えるなど、今後のマンガ界を担う人材を数多く育成してきました。

しかし、LEGIKAは2025年11月30日をもってこの施設でのサービスを終了することを発表しました。その理由は、賃貸契約の満了や建物の所有者の意向によるもので、やむを得ない決定だとのことです。とはいえ、マンガ家育成の支援活動は続いており、今後は大田区の新拠点「上池台トキワソウルーム」に移行し、より広い共用スペースを活かした創作活動をサポートしていく予定です。

上池台トキワソウルームは、55室を有し、アトリエプラン付きの居室も設けられており、創作や交流を通じてアーティスト同士のネットワークを形成することを重視しています。新たな拠点の運営によって、より多くのマンガ家が集い、新しい作品が生まれることを期待されています。

また、東京都日野市内にある「日野トキワソウスタジオ」という提携型ワンルームハウスも引き続き提供されるため、現役のマンガ家は安定した住環境のもとで創作活動を行い続けることが可能です。

「多摩トキワソウ団地」は、これまで多くの才あるマンガ家にとっての大切な場所であり、彼らの夢を支える重要な環境でした。その終了が発表されたことには、多くの利用者からの惜しむ声が上がっています。

LEGIKAは、マンガ人材の育成を目的とした活動を通じ、これからも業界の発展に貢献し続けます。今後も新たな拠点での活動がどのように展開されるか、注目が集まります。

まとめ


多摩トキワソウ団地は2025年11月30日にその役割を終え、将来的に上池台トキワソウルームに移行します。マンガの育成と設計のために、重要な支援が必要とされています。LEGIKAは引き続き、質の高いマンガを生み出す環境作りに注力するでしょう。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人LEGIKA
住所
東京都品川区北品川5-5-15大崎ブライトコア4階SHIP
電話番号
03-4400-1080

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