ブラックストーン、日本国内のホテル投資をさらに拡大

ブラックストーン、日本市場でのホテル投資を強化



2023年12月19日、東京発。世界有数の資産運用会社、ブラックストーンが日本におけるホテル投資の拡大を発表しました。大阪と沖縄にある3つの高級ホテルを新たに取得し、総額13億ドルのポートフォリオを構築します。この投資により、ブラックストーンは日本の観光地における影響力をさらに高めることを目指しています。

取得されたホテルは、「ザ・リッツ・カールトン沖縄」、「かねひで喜瀬ビーチパレス」、そして「ネストホテル大阪心斎橋」の3つです。これらの物件はそれぞれ観光名所やレジャー施設に近接しており、魅力的な立地を誇ります。

日本市場の魅力



ブラックストーンの日本代表、橘田大輔氏は、「日本市場はインバウンド観光と国内旅行が好調であり、それが我々の投資の大きな動機となっています」と語ります。実際、2023年の初めから9月までに訪日外国人客の旅行消費額は5兆8,000億円に達し、前年を大きく上回る結果となりました。観光庁は、2024年には訪日客数が3,500万人に上ると予想しています。

ホテルの特徴と今後の計画



ザ・リッツ・カールトン沖縄



このスパ・リゾートは、美しい海を望む18ホールのチャンピオンシップコースに囲まれており、訪れるゲストに贅沢な体験を提供します。自然に囲まれた環境で心身をリフレッシュできる場としての成長が期待されています。

かねひで喜瀬ビーチパレス



沖縄の美しい海辺に位置し、リゾートホテルとしての魅力を持つこの施設は、観光やレジャーの拠点としての役割を果たします。今後、地域との連携を強化し、観光促進に寄与することが視野に入っています。

ネストホテル大阪心斎橋



このホテルは大阪の商業エリアの中心に立地し、エンターテインメントやショッピングの便が良いことから、多くの観光客にとって魅力的な選択肢となるでしょう。

経済への貢献



ブラックストーンは、これらの新しいホテルを飲食、レジャー、エンターテインメントの拠点として発展させる計画を立てています。マネージング・ディレクターのジェレミー・ブリークリー氏は、「ホテルの成長は日本の地域経済にも貢献する」と意気込みを見せています。これにより、観光業のさらなる振興が期待され、地域活性化が推進されることでしょう。

ブラックストーンとは



ブラックストーンは、1兆米ドルを超える運用資産を持つ世界最大級のオルタナティブ資産運用会社です。ホテル投資のみならず、不動産やプライベートエクイティ、インフラと多岐にわたる分野で成長を目指しています。詳細情報は公式ウェブサイトやSNSで確認できます。

この新たな投資は、観光需要が高まる中、日本のホテル業界に新たな風を吹き込むことでしょう。

会社情報

会社名
ブラックストーン・グループ・ジャパン株式会社
住所
東京都千代田区丸の内丸の内ビルディング10階
電話番号

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