味の好みに関する調査
2025-02-21 15:22:54

好みの味は何?甘さが際立つ最新調査結果を公開

日本人の味覚の好みを探る調査結果



2025年1月1日から1月7日にかけて、マイボイスコム株式会社が実施した『味の好み』に関するインターネット調査の結果が発表されました。今回の調査には9,043名が参加し、彼らの好みや苦手な味に関するデータが集まりました。

味の敏感度


調査によれば、4割以上の人々が自分の味覚に対して敏感だと感じています。この傾向は特に10代から20代及び60代から70代の層で強く見られ、70代の女性では実に6割近くが敏感だと回答しています。このことは、年齢とともに味覚の変化を感じやすいことを示唆しています。

好きな味の傾向


次に調査した好きな味については、最も多くの人々が「甘い」と「薄い・あっさり」を選び、それぞれ40%台の支持を得ました。また、「甘辛い」や「さっぱり」といった味も人気で、それぞれ4割弱の支持を受けています。特に、「甘酸っぱい」は女性に人気が高く、男女間での好みの差が大きいことが特徴です。若者層では“塩辛い・しょっぱい”の好みが強まっており、味の好みは世代によって異なるのが明らかになりました。

また、単一回答で最も選ばれた味は「甘い」で約14.5%、続いて「甘辛い」が10.8%、そして「スパイシー」が9.9%という結果に。男性の10代から40代では「甘い」「濃い・こってり」「塩辛い・しょっぱい」が上位にランクインし、女性70代では「薄い・あっさり」が最も好まれています。これらの結果は、年齢や性別による味覚の違いを浮き彫りにしています。

苦手な味


一方、苦手な味に関しては「苦い」と「辛い」がそれぞれ30%台の支持を受けており、「すっぱい」と「塩辛い」は2割強でした。興味深いことに、「濃い・こってり」が苦手な人の比率は高年代層に多いの対し、男性の10〜40代では比較的低く、特に30〜40代では「特にない」との回答が多い結果も示されています。

市販のお菓子で好きなフレーバー


市販のお菓子に関する好みでは、約50%が「チョコレート」を挙げ、次いで「バニラ」が41.3%という結果に。さらに、コーヒー、ナッツ系、抹茶がそれぞれ30%台の支持を受けています。特に女性では「ナッツ系」や「ごま、黒ごま」といったフレーバーも人気で、年齢層による嗜好の違いが見られました。

変化する味の好み


さらに、過去5年間にわたる回答者からのコメントからは、味の好みの変化についても注目すべき点が多く見られます。たとえば、若者は辛いものを避ける傾向がある一方、年齢が上がるにつれて苦味を好むようになったり、食材の旨味を感じるようになる人も増えることがわかりました。このように、味覚は年齢やライフスタイルに応じて変化するものとして理解されます。

今回の調査結果からは、味に対する嗜好の多様性が浮き彫りになり、今後の食文化や商品開発にも影響を及ぼす可能性があるでしょう。皆さんの味覚はどのような傾向にあるでしょうか。年齢や性別、ライフスタイルによって、私たちの好みは変化していくものであり、これからもその動向に注目していきたいと思います。


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会社情報

会社名
マイボイスコム株式会社
住所
東京都千代田区神田錦町3-17-11エイハビル5F
電話番号
03-5217-1911

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