高屋永遠とMINASEが生み出した新たな芸術的時計「悠彩文字盤」
現代美術家の高屋永遠氏と時計ブランドMINASEが共創した新しいJAPAN ART COLLECTION、「悠彩(ゆうさい)文字盤」シリーズが遂に発表されました。このコレクションは、日本の伝統工芸と現代アートが交わる新しい試みを体現しており、アートと時計の境界を曖昧にしながら、見る者に新たな体験を提供します。
高屋永遠氏について
高屋永遠さんは1992年に東京都で生まれ、ロンドン芸術大学で美術を学びました。彼の作品は、光や色彩の変化を通じて、鑑賞者に多様な感覚をもたらします。彼の技法は、独自に生成した色材を用いて多層的な絵画空間を作り出すことに特化しています。高屋氏は、その圧倒的な美的感覚と深淵な哲学を持って、時計の文字盤にアートを施すという新たな表現手法に挑んでいます。
「悠彩文字盤」のコンセプト
「悠彩文字盤」シリーズは、時間を表現する高屋氏のビジョンを基にしています。「悠」という文字は悠久の時を象徴し、時間の流れを深く捉え、「彩」は色彩そのものの変化や多層性を示唆しています。この文字盤は、見る角度や光源によって異なる表情を見せ、観る人に新しい時間の価値を感じさせるような設計となっています。
時計のケースに収められた高屋の作品は、その美しさだけではなく、アートとしての独自性と希少性も備えています。MINASEの技術と高屋氏の美的探究が融合し、時を刻むことで一緒に生きるアート作品が完成しました。
シリーズの特徴とモデル
この悠彩文字盤シリーズは、MINASEの人気モデルであるDIVIDOとWINDOWSから3つのバリエーションが展開されます。各モデルには、高屋氏が直接手描きで施した作品があしらわれており、それぞれの作品には異なるストーリーと裏側が存在します。
1.
DIVIDO ~罔象<流星雨と幻>
このモデルは、見る角度によって色彩が変化し、まるで流星群のような神秘的な印象を与えます。
2.
SEVEN WINDOWS ~存在するとは別の仕方で
青のグラデーションが不思議な奥行きを表現。文字盤に浮遊感を与え、環境によって異なる表情を引き出します。
3.
FIVE WINDOWS MID ~多元論者の庭
日本庭園からインスパイアを受けたデザインで、色彩の揺らぎが水面の微細な動きのように感じられます。
販売情報とイベント
この新コレクションは、2025年9月17日から30日まで東京・銀座三越にて開催される「彩り祭 2025」で初披露されます。この期間中、展示及び受注会が行われ、これを通じて多くの人々に現代アートと時計の融合を体験してもらう予定です。その後、2025年10月3日からはMINASEの直営店で展示販売が行われる予定です。
高屋氏からのメッセージ
高屋永遠さんは「普遍的な時の営みを体感できる時計を創ることができた」と述べており、自身のアートが如何に時間の美学を映し出すかを語っています。彼の作品は見る人の心に新しい価値を刻むと同時に、温かい人間の感情をも呼び起こすことでしょう。
この新たなコレクションを通じて、あなたの時間を彩る特別な時計をぜひ手に取ってみてください。