冬ぼたんの魅力
2025-12-11 11:01:19

冬の風物詩として楽しむ上野・東照宮の冬ぼたん

冬の風物詩、上野・東照宮の冬ぼたん



2026年1月1日から2月23日まで、東京都台東区の上野公園内にある上野東照宮で『第四十四回 上野・東照宮 冬ぼたん』が開催されます。このイベントでは、約160株の冬咲きぼたんが色とりどりに咲き誇り、本格的な江戸建築である神社の社殿や五重塔を彩ります。これらの花は寒さに負けず見事に花を咲かせるのが特徴で、開催期間中は長期間にわたり見頃を楽しむことができます。

風情ある冬ぼたんの魅力


今年の冬ぼたんは、関東最大級の約40品種が一堂に展示される予定で、“八千代椿”、“島錦”、“黄冠”などの珍しい品種も含まれています。特に、冬咲きの品種は通常は咲かせるのが難しい“戸川寒”や“流れ星”などがあり、その美しさは目を見張ります。それぞれの品種には、個性的な風合いと香りがあり、見学者の心を惹きつけることでしょう。

伝統のわらぼっち


冬の厳しい環境からぼたんを保護するため、開苑中は「わらぼっち」に包まれています。これは地域によって異なる結び方が楽しめ、上野東照宮では男性的な荒縄の結び方と、お花を模した飾り結びが施されています。これにより、目を楽しませる工夫もされています。

江戸情緒を楽しむ庭園


苑内は、旧寛永寺の五重塔や石灯籠、枯山水の日本庭園といった江戸風情にあふれ、更に季節ごとの花木が楽しめるのも見どころです。正月の装飾が施された苑内を散策しながら、ぼたんと共にロウバイやウメ、フクジュソウも楽しむことができ、移ろいゆく自然を感じながら充実した時間を過ごせるでしょう。

苗と球根の販売会


開苑期間中の特定日は、春咲きぼたんの苗やダリアの球根の販売も行われます。興味のある方は、この機会をお見逃しなく!

開苑情報


  • - 名称:第四十四回 上野・東照宮 冬ぼたん
  • - 期間:2026年1月1日(木)~2月23日(月、祝)
  • - 開苑時間:9:30~16:30(入苑締切)
  • - 入苑料:大人(中学生以上)1,000円、団体(15名以上)800円、小学生以下無料
  • - アクセス:JR上野駅 公園口より徒歩5分 / 京成電鉄京成上野駅 池之端口より徒歩5分 / 東京メトロ根津駅 2番出口より徒歩10分
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上野東照宮ぼたん苑は、1980年に開苑され、現在では春には110品種500株、冬には40品種160株のぼたんが栽培されています。ぜひ、江戸風情を感じながら、素晴らしい冬ぼたんを堪能してみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
東照宮
住所
東京都台東区上野公園9-88
電話番号

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