近畿大学文芸学部が贈る特別授業の成果発表
近畿大学文芸学部では、2026年1月11日から13日にかけて、客員教授辰巳琢郎氏による特別授業の成果発表公演「人狼TLPT-A EXAM」を行います。この公演は、学生たちによる即興劇「人狼ゲーム」を元にした内容で、観客も役割を持ちながら参加する、一体感のある刺激に満ちたイベントです。
特別授業「人狼TLPT-A EXAM」の背景
この「人狼TLPT-A EXAM」は、辰巳氏が2009年から近畿大学で取り組んできた「教養特殊講義」の一環として実施されます。これまでの授業では、学生が様々なシチュエーション下でロールプレイングを通じて、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を育むことを目指してきました。辰巳氏は人狼ゲームの要素が、社会で必要なスキルを培うための優れた教材であると考えています。
成果発表公演の内容
公演では、学生たちが集合知を駆使しながら「人狼TLPT-A EXAM」を演じます。この公演は、特待生入試テストの一環として設定された村での人狼ゲームを舞台とし、観客は受験生を審査する役割として参加します。観客と共に、本来の授業では味わえない緊迫感や楽しさを体験できることが、この公演の大きな魅力です。
学生たちの挑戦
学生たちは、自身が演じるキャラクターに合わせて、社会問題についての自己紹介を行います。これにより、観客も学生たちの視点から社会問題を考察し、意見を共有することができる場を提供しています。イベントを通じて、学生の企画力や遂行能力も鍛えられるため、より実践的な学びが得られると言えるでしょう。
講義の参加者
この公演には、文芸学部の生徒に加えて、経済学部や国際学部の学生も参加します。全体で14名の文芸学部生と2名の国際学部生、さらに過去に授業を受講した13名の学生が出演予定です。このような多様な参加者が集まることで、より豊かな演出が期待されます。
当日の概要
公演のスケジュールは以下の通りです:
- - 1月11日(日) 17:00開演(16:40開場)
- - 1月12日(月・祝) 15:00開演(14:40開場)
- - 1月13日(火) 19:00開演(18:40開場)
場所は、近畿大学東大阪キャンパス11月ホール大ホールです。入場は無料で、事前申し込みは不要ですが、定員は300名となっているため、早めの来場をおすすめします。
まとめ
この特別授業の公演は、学生たちの成長を促すだけでなく、観客にも新たな発見や気づきを提供する貴重な機会です。辰巳琢郎氏の監修と演出による「人狼TLPT-A EXAM」を通じて、学生たちの努力と成長をぜひ見届けてください。