旭化成が受賞
2025-04-18 18:34:12

旭化成、内閣総理大臣感謝状を受賞—知的財産活用の新たな一歩

旭化成、内閣総理大臣感謝状を受賞



旭化成株式会社(東京・千代田区)は、経済産業省特許庁が主催する「令和7年度 知的財産権制度活用優良企業等表彰」において、産業財産権制度の発展に寄与した企業として「内閣総理大臣感謝状」を受賞しました。この表彰は、毎年、知的財産権の活用を通じて企業運営に寄与した企業を顕彰するものであり、旭化成は特にその取り組みで高く評価されました。

知的財産権の普及と活動



本表彰は、特許法施行140周年を記念して特に優れた企業への感謝状授与という形で行われたもので、旭化成の受賞は、同社の知的財産権の活用の姿勢を公に認めることとなりました。

旭化成は「無形資産の最大活用」を中期経営計画に掲げ、IPランドスケープ(IPL)を用いた戦略を重視しています。この施策は、知的財産を駆使した企業価値向上を目指すものです。また、2022年には「知財インテリジェンス室」を設置し、これを経営企画への直接的な報告ラインとし、より効果的な意思決定を支援する取り組みも行っています。

経営層の積極的な関与



同社の取締役社長、工藤幸四郎氏は、社内に止まらず、業界全体へ知的財産の重要性を広めることにも努めています。彼が主導したIPL推進協議会設立により、100社以上の企業と連携し、知的財産制度の普及と発展を進めています。これにより、旭化成自身が持つ知的財産の価値やそれを通じたブランド力の向上が期待されます。

今後の展望



工藤社長は受賞に際し、「内閣総理大臣感謝状を頂けたことを大変光栄に思います。この受賞は、当社が推進している事業ポートフォリオ改革と価値創造モデルの変革にとって大きな励みとなります。知的財産を重要な経営資源として捉え、積極的に活用していく施策を実行していきます」とコメントしました。

旭化成は今後も知的財産を最大限に活用し、さらなる企業価値の向上を目指して邁進していく考えです。これにより、日本の産業界における知的財産の重要性を再認識する機会となることでしょう。


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会社情報

会社名
旭化成株式会社
住所
東京都千代田区有楽町1-1-2日比谷三井タワー
電話番号
03-6699-3000

トピックス(経済)

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