外壁調査サービス
2024-04-30 11:29:14
赤外線ドローンとAIが変える外壁劣化調査の未来
赤外線ドローンとAIによる外壁劣化調査サービスについて
株式会社長岡塗装店は、赤外線カメラを搭載したドローンとAIを活用した「外壁劣化調査サービス」をマンション管理組合やビルオーナー向けに無事リリースしました。これにより、外壁調査にかかるコストが従来の10分の1にまで削減されることが期待されています。
これまでの外壁調査は高所作業車や足場を使った点検が主流でしたが、特に法定点検においては、足場の設置がコストや作業の時間を大きく左右していました。2022年に国土交通省が改正した建築基準法により、ドローンによる新たな点検手法が公式に認められたことで、長岡塗装店はドローンを活用した調査を本格的に導入しました。これにより、従来の調査手法に比べて、新しいアプローチが生まれました。
赤外線調査の原理と優位性
ドローンに搭載された赤外線カメラは、外壁の熱画像データを取得し、AIを使用してそのデータを解析します。この手法により、従来の目視確認や打診調査に比べて、迅速かつ高精度な報告書が作成されます。特に、調査プロセスでの仮設作業が不要になり、工期が大幅に短縮されることとなります。
また、赤外線調査を通じて、目視では確認しづらい微細な劣化を識別できるため、実際の修繕工事に向けた積算がより正確に行われます。高層アパートや大規模ビルの調査が、足場なしで実施できるというのも大きな利点です。
具体的なサービス内容
新サービスでは、特定建築物として定義される建物を対象とし、ドローンによる外壁劣化調査を実施します。調査方法は、赤外線カメラによる熱画像の取得と、その解析結果を基にした調査報告書の作成という流れです。
これにより、ドローンを利用しながらも、調査員の経験値に依存しない高精度な解析が可能です。
高品質な分析結果
調査を担当する技術者は、専門の資格を取得したメンバーで構成されています。さらに、AIによる解析は、国土交通省の委員を歴任した建築士の知見を反映させたものであり、過去のデータを学習したモデルを用いています。これにより、従来の検査方法では経験に左右されていたリスクを排除し、効率的で正確な判定を実現しました。
会社のビジョンと社会的責任
長岡塗装店は、1938年の創業以来、塗装業を行いながら、塗装技術の高い向上を目指してきました。近年では、建設業の分野において「働き方改革」や「ワーク・ライフ・バランス」に取り組み、全社員が安心して勤務できる環境を整えるべく努めています。また、2023年には「日本でいちばん大切にしたい会社大賞 中小企業基盤整備機構理事長賞」を受賞しており、その取り組みが評価されています。
長岡塗装店は、今後も赤外線ドローンを利用した外壁劣化調査サービスを通じて、地域の建物の安全性を高め、多くの人々に喜ばれるサービスの提供を目指していきます。最先端のテクノロジーを取り入れた新たな業務形態は、これからの建物管理のスタンダードになることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社長岡塗装店
- 住所
- 島根県松江市西嫁島1-2-14
- 電話番号
-
0852-26-1641