東京モード学園と一蔵、学生の振袖デザインを商品化へ

東京モード学園と一蔵の新たな挑戦

株式会社一蔵は、専門学校東京モード学園との連携企画として、学生による振袖デザインコンテストを開催し、最終的に7作品を商品化することが決定しました。これまで春から始まったこのプロジェクトには、221点ものデザイン応募が寄せられました。

選出されたデザインとしては、モード学園ならではの独自の視点とトレンドを反映したもので、振袖文化に新しい風を吹き込む作品が揃っています。この7点は、2025年11月26日に幕張メッセで行われる「ユニバーサルキモノアワード2025」でお披露目される予定です。

選ばれたデザインとそのこだわり

1. MINORIさん
このデザインでは、強く凛とした女性をイメージしており、大切に思う人を身にまとう特別な価値を込めています。

2. りんりんさん
薔薇をテーマにした2つのデザイン。和装に華やかさを加え、日本文化の美しさを新しい形で表現しています。

3. イサムさん
和柄とレースの対比を活用し、新たな美の追求を意識した作品。選出されたことに喜びを感じています。

4. N.Mさん
伝統的な着物をガーリーにアレンジした作品で、コルセットやリボンを取り入れ、現代的で愛らしい和洋折衷スタイルを表現しています。

5. Hoseiさん
桜をテーマにしたデザインで、立体感のある花弁を使い、春の息吹を再現した美しい振袖です。

6. うるしさん
伝統的な振袖に花を重ね、祝い着としての華やかさを追求した作品です。

このプロジェクトは、学生たちにとって貴重な経験を提供する機会となると同時に、伝統文化への新たなアプローチを促す素晴らしい試みです。

東京モード学園と一蔵の未来

専門学校東京モード学園は、ファッション、デザイン、ビジネスなど幅広い分野で即戦力となるプロを育成するための教育プログラムに力を入れています。その結果、毎年卒業生の就職率は高く、特に美容業界での求人数を常に更新しています。

また、株式会社一蔵は、和装文化を大切にしつつ、新たなビジネスモデルを追求している企業です。ECサイトや全国に広がる店舗網を活かし、多様な商品展開を行っています。特に振袖は成人式や婚礼での需要が高く、同企業は女性の美しさを引き立てるアイテムとして注目されています。

このように、東京モード学園と一蔵が手を組むことで、伝統文化を現代的にアレンジし、未来の振袖市場に新たなチャレンジを加えています。これからの展開が楽しみです。