マネーフォワードがPRONEXUS WORKSと連携し開示書類作成を効率化

マネーフォワードとPRONEXUS WORKSの連携

株式会社マネーフォワードは、同社が提供する『マネーフォワードクラウド連結会計』と、株式会社プロネクサスの開示書類作成支援システム『PRONEXUS WORKS』のオプションサービスである『WORKS-i』とのAPI連携を開始しました。この連携により、ユーザーは財務情報をスムーズに取り込み、開示書類の作成が大幅に効率化されます。

最近では、ESG投資への関心が高まり、企業は非財務情報の開示を求められています。また、決算の早期化が進む中で、上場企業の開示担当者にとっては、業務の正確性と効率性が非常に重要な課題となっています。今回の新しい連携がその解決策となるでしょう。

手作業の負担を軽減

この連携により、従来必要だった手作業でのファイル出力や取り込み作業が不要になります。『マネーフォワードクラウド連結会計』で作成された連結財務データ（連結貸借対照表や連結損益計算書）は、APIを介して直接『WORKS-i』に連携されます。これによって取り込まれたデータは、PRONEXUS WORKSで作成した開示書類に自動でリンクされ、業務負荷の大幅な削減が期待できます。

このプロセスの自動化は、ヒューマンエラーの抑止にもつながり、企業の内部統制の強化にも寄与します。今後も、マネーフォワードは連結決算に関連するさまざまなサービスとの連携を進め、広範な企業の業務効率化と経営管理の高度化を支援していく方針です。

セミナーの開催

今回の連携に伴い、プロネクサスと共催でセミナーを開催することが決定しました。本セミナーでは、マネーフォワードのクラウド連結会計とWORKS-iのAPI連携機能について詳しく紹介します。

- タイトル：連結決算早期化を実現する「経理・決算の仕組み」の最先端
- 開催日時：2025年9月18日（木）15:00～16:30
- 開催形式：Zoomウェビナー
- 参加費用：無料
- 事前申込URL：こちら
- 申込締切：2025年9月17日（水）12:00

WORKS-i の特徴

『WORKS-i』は、プロネクサスが提供する開示書類作成の効率化を実現するためのシステムです。このシステムは、各社の会計データを取り込み、財務諸表の開示組替や1株当たり指標などを自動で計算し、開示書類にリンクさせます。WORKS-iを導入することで、数値の二重入力や誤記入のリスクを低減し、開示プロセスの効率性を向上させることができます。

マネーフォワードクラウド連結会計の利点

『マネーフォワードクラウド連結会計』は、企業のグループ内でのデータ収集やファイル管理を効率化し、経営状況をリアルタイムで可視化できる連結会計システムです。また、他のマネーフォワードのサービスと連携することで、データの自動収集やExcelファイルのインポートも容易になり、海外子会社を含むさまざまな会計システムにも対応します。

詳しくは公式サイトをご覧ください：マネーフォワードクラウド連結会計