エクシオグループと玄海キャピタルが描く地域創生ファンドの未来

エクシオグループ株式会社と株式会社玄海キャピタルマネジメントは、社会問題の解決を目指した地域密着型ファンドの設立に向けて協力を開始しました。この取り組みは、持続可能性を重視した地域創生をテーマにしており、特に不動産業界におけるESG（環境・社会・ガバナンス）への対応が重要視されています。

近年、地方都市においては不動産の価値向上が求められ、それには環境性能の向上と地域との共生が必要です。新築物件が環境認証を取得する一方で、古い物件が未認証という現状があります。特に九州地域には、改修が必要な築古のオフィスや商業施設が多くあり、これらを再生することで新しい価値を生み出せる可能性があります。

協業の背景

エクシオグループは、これまでの工事実績や省エネリノベーションにおいて豊富な経験を持っており、地域の不動産価値を向上させるための適切な改修を行うことができます。一方、玄海キャピタルマネジメントは、地元企業の成長支援と地域経済の活性化に力を注いできました。この両社の強みが融合することで、九州地域のさらなる発展が期待されます。

めざす姿

この協業を通じて目指すのは、「地域に根ざした持続可能な不動産運用モデル」の確立です。単に環境認証を取得するだけでなく、地域住民が安心して暮らせる環境整備や、地域の文化を尊重したまちづくりを進めていきます。これにより、資産価値の向上だけでなく、地域経済への好影響を与え、地元企業や人材との連携も重視していきます。