NSK、未来のモビリティを提案
2025-10-07 13:58:38

日本精工が「Japan Mobility Show 2025」で未来のモビリティを提案

日本精工が未来のモビリティを提案



日本精工株式会社(以下、NSK)は、2025年10月30日から11月9日まで東京ビッグサイトで行われる「Japan Mobility Show 2025」に出展します。この展示会は自動車業界の重要なイベントであり、国内外の自動車メーカーや部品メーカー、さらには多様なモビリティ関連企業が集まります。前回の2023年の開催では、約500社が参加し、来場者数は111万人にのぼりました。

出展コンセプト


NSKの出展テーマは「Mobilizing Tomorrow Today、クルマを変える、それは未来を変える。」です。NSKは、クルマの基本機能である「走る」「曲がる」「止まる」に加え、快適さを追求した幅広い製品を展示し、モビリティ社会の実現に寄与する技術を紹介します。

主な展示品



1. 耐電食/EMC対策導電アイテム:新開発の導電バイパスプレートは、モータの高容量化に伴う軸受の電食対策やEMC対策に対応。特殊な導電ペーパーを用いたこの製品は、軸方向にわずか0.3mmのスペースで、優れた導電性と耐久性を実現しています。市場投入は2026年を予定。

2. 電動車向け小型軽量化深溝玉軸受:新たに開発した樹脂保持器によって、性能を落とさずにサイズを小型化。電動車の駆動ユニットに最適化されており、2030年までに年間40億円の売上を見込んでいます。

3. 超低フリクションT-HUBユニット軸受:大型SUVやピックアップトラックに最適な円すいころ軸受で、過酷な環境でも高い信頼性を維持しながらフリクションを削減。

4. ロッキングクラッチ:電力を使わず高い動力伝達効率を実現する新技術が、後輪操舵アクチュエータの効率化に貢献します。

5. 電動油圧ブレーキシステム用ボールねじ:応答性が高く、小型化されたブレーキシステムとして、安定したブレーキ制御を実現。

6. 電動コーナーモジュールコンセプト:シャシ領域の効率的な開発と自動運転の実現を目指した、電動サスペンションやアクチュエータを統合したモデルです。

楽しい体験コーナー


NSKのブースでは、軸受の組立体験を通じて実際の仕組みを学べるコーナーも設けられています。来場者は、実際に軸受を手に取り、その機能を体感することができます。

出展情報


  • - 展示会名: Japan Mobility Show 2025
  • - 会場: 東京ビッグサイト(東京都江東区)
  • - 会期: 2025年10月30日(水)~11月9日(日)
  • - NSKブース位置: 西3・4ホール No. W4203
  • - 公式サイト

NSKについて


NSKの歴史は1916年に始まり、100年以上にわたり軸受や自動車部品、精機製品を提供してきました。現在、約30ヶ国に拠点を持ち、世界での地位を確立しています。NSKは「MOTION & CONTROL™」を通じて、安全で持続可能な社会を目指し、今後も新たな価値創造に挑戦し続けます。


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会社情報

会社名
日本精工株式会社
住所
東京都品川区大崎1-6-3日精ビル
電話番号

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