日本の地形を深く理解する新刊が登場
株式会社ナツメ社が11月19日に発売する「3D地図と写真で『なぜ』と『今』がわかる 日本の地形図鑑」は、日本全国の71の地形を3D地図と豊富な写真で紹介する新しい実用書です。
日本のユニークな地形を巡る旅
本書は、ユーラシア大陸の東端に広がる日本の独特な地形や自然の豊かさを探る内容となっています。特に、カルデラやリアス海岸などのダイナミックな絶景と、日常生活に密接に関わる平野や盆地のことを詳しく解説しています。これにより、読者は日本の地形がどのように形成されたのか、そしてその形態が人々の生活や文化にどのように影響を与えているのかを知ることができるでしょう。
特徴的な3D地図の魅力
本書の大きな魅力は、オリジナルの3D地図です。この地図は国土地理院の標高データを元に作成され、地形の高さや遠近感を明確に示しており、読者はまるでその場にいるかのような臨場感を得ることができます。各地の風景や地質、成り立ちについての深い情報が3Dマップを通じて届けられます。地質観察の初心者でも安心して楽しめるように、ルビや索引も充実。また、日本列島全体の地質図や地質年代表といった付録も豊富に含まれており、知識を補完するのに最適です。
地形を通して感じる人の営み
掲載されている71の地形には、富士山や松島湾、中禅寺湖、鳥取砂丘、阿蘇山といった有名な絶景地から、房総半島や相模野台地といった身近な場所までが含まれています。それぞれの地形について知識を深めることで、訪れたくなる名所を発見できるかもしれません。この本を携え、地形と人々の生活の関わりを感じながら各地の魅力を再発見してみてください。
地学の知識を深めるためのリソース
本書には、日本列島の形成についての歴史や地学の基本知識が詳しく解説されている章もあり、特に地学の知識が乏しい方でも安心して学べる内容となっています。監修を務めた高橋典嗣氏は、広範な地学の専門知識を持っており、その魅力を余すことなく本書に詰め込んでいます。
書籍情報
- - 書名: 3D地図と写真で『なぜ』と『今』がわかる 日本の地形図鑑
- - 監修: 高橋典嗣
- - 発行: ナツメ社
- - 定価: 1,760円(税込)
- - 仕様: A5判/208ページ/オールカラー
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