福岡国営海の中道海浜公園でアイスランドポピーが満開に

福岡県福岡市東区に位置する国営海の中道海浜公園では、現在、16,000株のアイスランドポピーが美しく咲き誇っています。見頃は4月中旬まで続く予定で、この時期、訪れる人々の目を楽しませてくれます。

先週までは、つぼみの状態だったアイスランドポピーも、最近の暖かな気温の上昇により開花が進みました。公園内は、橙色や黄色といった春らしい色合いの花々で彩られ、通行人は足を止めてその景観をカメラに収める姿が見受けられます。

アイスランドポピーは、ケシ科に属し、原産地はロシア東部やアラスカなど冷涼な地域です。別名をシベリアヒナゲシとも呼び、寒冷地でも育つ特性があります。花壇に広がるその姿は、春の訪れを告げる象徴的な光景です。

今後はサクラやチューリップ、さらにネモフィラと、春の花々がリレーのように次々と見頃を迎えます。特にサクラの開花は多くの人に愛され、福岡市内を美しい雰囲気に包み込むことでしょう。これら春の花々は、訪れる人々に癒しの時間を提供してくれます。

国営海の中道海浜公園は、博多湾と玄界灘に囲まれた砂州状の地形『海の中道』に位置し、東西に約6キロメートル、面積は約350ヘクタールという広大な敷地を誇ります。公園内では四季折々の花が楽しめる他、『動物の森』ではリスザルやカピバラ、カンガルーなど可愛らしい動物たちと触れ合うこともできます。

2022年には滞在型レクリエーション拠点「光と風の広場」が誕生し、訪れる人々が楽しく過ごせる環境が整いました。公園は、学び、遊び、くつろげる空間を提供し、家族連れや友人同士のレクリエーションに最適です。

福岡市内にある国営海の中道海浜公園への訪問を予定されている皆さま、アイスランドポピーの見頃にはぜひ足を運んでみてください。そして、色とりどりの花々が楽しめる春の季節を満喫してください。

公園へのアクセス情報は以下の通りです。