ジャニス工業が新たな温水洗浄便座「サワレット621」を発表

新発売の温水洗浄便座「サワレット621」

ジャニス工業株式会社が10月1日に、新型のフルオート温水洗浄便座「サワレット621」を発売しました。これは、2050年の持続可能な社会にむけた取り組みの一環として登場した製品です。愛知県常滑市に本社を構える同社は、衛生設備機器の製造・販売を手がける企業ですが、今回の新商品は特に、そのデザインと機能性が注目されています。

シンプルで清潔感のあるデザイン

「サワレット621」は、便座本体に操作部をなくすことで、すっきりとした外観を実現しました。このデザインの変更により、見た目の美しさだけでなく、清掃性も向上しています。清潔感のあるトイレ環境を求める現代のニーズに見事に応えています。

省エネ性能の大幅向上

さらにこの便座は、省エネ性能がさらに高まりました。従来の「貯湯式」から、「瞬間式」へと技術が進化。これにより、使用する際に使う分だけお水を温めるため、湯切れの心配がありません。具体的には、省エネ基準の達成率は129％を誇り、年間の電気代は約2,810円と、非常に経済的です。これは、ジャニス工業株式会社の中でも最良の基準に達しています。

価格とセット内容

「サワレット621」の希望小売価格（税抜）は185,000円です。製品には、便座本体の他に、各種トイレ関連商品とのセット販売も行っています。例として、「キュアーズコア」や「キュアーズクーペ」とのセットが用意されており、カウンター付きの紙巻器やオープンキャビネット、手洗器なども含まれています。

また、セット内容には、ヨークのペーパーホルダーやタオルバー、化粧鏡が付属するなど、トイレ空間をより快適に演出するアイテムが満載です。