レブコムが発表した新サービス「MiiTel for Retail」
株式会社RevCommは、店舗や窓口、現場での対面会話を企業の成長資産に変える音声AIサービス「MiiTel for Retail」を発表しました。この新サービスは、これまで十分にデータ化されてこなかった顧客接点を記録・解析することで、接客品質の向上や顧客応対の支援、カスタマーハラスメントへの対策を実現します。
「MiiTel」シリーズの進化
レブコムは2018年に電話解析AI「MiiTel Phone」を開始以降、さまざまな解析ツールを提供し続けています。コールセンターやWeb会議の解析に加え、新たに対面会話解析AI「MiiTel RecPod」を開発し、さらに2026年には生成AIソリューション「MiiTel Synapse」を提供予定です。これにより、全てのコミュニケーションをビッグデータとして解析し、業務改善や経営判断に活用できるプラットフォームへと進化を続けています。
実際の機能と利点
「MiiTel for Retail」は、リアルタイムで店舗接客の音声を記録し、電話やWeb会議と併せて一元的にAIが解析することを可能にします。具体的には、以下の機能があります:
- - リアルタイムモニタリング:現在の接客状況を随時把握。
- - 応対支援:スタッフが対応を改善するための支援をリアルタイムで提供。
- - 品質評価:接客の品質を評価し、必要な改善策を提示。
- - CRM自動連携:顧客情報と自動的に連携。
このサービスによって、カスタマーハラスメントを早期に検知し、属人的に蓄積されていた接客ノウハウや顧客の声を可視化することが可能になります。金融、不動産、自動車などの業種で、顧客とのコミュニケーションがビジネスに直結する重要な現場への導入が期待されています。
今後の展望
「MiiTel for Retail」の導入により、レブコムが目指している「すべてのコミュニケーションを一元化する」という理念が実現に近づきます。これまで企業内に散在していた顧客の声や社内のフィードバックが一つのプラットフォームで管理されるようになると、そのデータは商品やサービスの開発、人材育成、営業戦略の見直し、さらには経営判断にまで活用されることが可能になります。
レブコムの代表取締役である会田武史氏は、「整えられたデータとは異なり、会話にこそ本当の価値がある。生の情報を扱うことで、意思決定や経営判断に役立つ示唆が得られる」と語っています。この視点は、今後のビジネスシーンにおいて非常に重要なものとなるでしょう。
MiiTelの全体像
「MiiTel」は、電話、Web会議、対面会話を可視化する音声解析AIとして、各種ビジネスのコミュニケーションを深く理解し、解析することができます。これにより、業務の効率化が進み、企業ごとのAIエージェントの構築や経営判断の変革にも繋がります。
会社概要
RevCommは、「コミュニケーションを再発明し、人が人を想う社会を創る」というビジョンのもと、AIを活用した音声技術の開発に取り組んでいます。アジアの企業として初めて、2023年の「Forbes AI 50」に選ばれ、多くの評価を受けています。また、CES 2025ではAI部門のイノベーションを受賞しており、その実力は業界で高く評価されています。今後も、企業や自治体の生産性向上に貢献していく姿勢です。