株式会社オキサイド、Quantum Denmarkのパートナーに選定
株式会社オキサイド(山梨県北杜市)は、量子技術の商業化及び国際連携を推進するデンマークの組織、Quantum Denmarkが設立したサプライチェーン・パートナーシップ・プログラムの第一号メンバーに選定されました。この選定により、オキサイドは欧州の量子ネットワークへアクセスする機会を得て、量子事業の展開を加速させることが期待されています。
1. Quantum Denmarkと新たなパートナーシップ
デンマークはニールス・ボーアをはじめとする量子物理学の発展を背景に、欧州における量子技術の先進拠点とされてきました。政府は2023年に「国家量子技術戦略」を策定し、基礎研究から商業化、国際連携までの包括的な推進に取り組んでいます。Quantum Denmarkは、その戦略の下、量子技術の社会実装を加速させ、国際的なハブとして機能することを目指しています。
設立されたサプライチェーン・パートナーシップ・プログラムは、デンマーク国内に量子技術バリューチェーンを構築することを目的としており、有望な企業をメンバーとして選定し、量子技術に関連したネットワークにアクセスできる機会を提供しています。
2. 欧州市場へのレーザ事業展開
オキサイドは、非線形光学単結晶の育成技術を応用し、半導体製造に必要な高性能レーザの開発・生産に取り組んできました。世界の量子コンピュータ開発が進行する中、同社の高出力レーザはその要求に応える技術基盤を持っています。特に、量子コンピュータ用の302 nmレーザは、既に市場での商業化に成功しており、今後はVexlum社との協業を通じて供給体制を強化していく考えです。
Quantum Denmarkへの参画により、オキサイドは量子技術の社会実装には必須な、開発段階からの企業連携を強化することに繋がります。パートナーシッププログラムは、具体的な企業との連携を実現し、欧州の量子エコシステムの中で持続的な成長を目指す足掛かりを提供します。
3. Quantum Denmark代表のコメント
Quantum Denmark CEOのLauar A. Smoliar氏は、オキサイドを初のメンバーとして迎えることを喜ばしく思っていると述べています。オキサイドは、その高品質なレーザ部品の供給を通じて、量子産業の発展に貢献できると期待されています。同社の経営陣は、スタートアップの課題に対する深い理解を持ち、今後の量子市場の発展において重要な役割を果たすことでしょう。
4. 今後の戦略
量子技術は急速に社会実装へと進行しています。オキサイドは、技術を量子分野に展開し、外部企業との連携によるサプライチェーンの強化を目指しています。また、Quantum Denmarkとの連携を通じて、欧州の量子産業環境をしっかり捉え、量子事業の進展に努めてまいります。
オキサイドは、国家と国際レベルで進む量子技術の進展において、その技術的専門性を活かし、さらなる成長を続けます。今後も多くの企業と連携し、新たな技術革新に寄与したいと考えています。
株式会社オキサイドの概要
オキサイドは2000年に設立され、単結晶・光学分野に特化した企業として成長してきました。半導体、ヘルスケア、その他の領域において、革新的なソリューションを提供し続けています。過去には経済産業省の「グローバルニッチトップ100選」に選出されるなど、その技術と経営手法は国際的にも評価されています。
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