六甲の「納涼ケーブルカー」で爽やかに過ごす夏の思い出

六甲の「納涼ケーブルカー」で爽やかな夏を楽しもう

夏本番を迎え、蒸し暑い日々に疲れが溜まる季節がやってきました。そんな中で、涼しさを求めて訪れたい場所が神戸の六甲山です。ここで運行されるのが、神戸六甲鉄道株式会社が提供する「納涼ケーブルカー」。特に「風鈴・ランタン列車」として知られるこのケーブルカーは、夏の暑さを忘れさせてくれる魅力的な体験です。

「処暑」に合わせた特別な運行

「納涼ケーブルカー」は、暦において二十四節気の一つである「処暑」に合わせて運行されます。これは、厳しい暑さが峠を越えて、次第に和らぐ時期とされています。今年の「処暑」は8月22日です。六甲山では、まだまだ暑い日が続く中、気温が街中よりも約5℃低いというメリットがあります。

車内の装飾が涼しさを演出

レトロな雰囲気のケーブルカーは、車内が「ガラス風鈴」と色とりどりのランタンで装飾されています。風鈴の涼やかな音色と、ランタンの優しい光が、日中はもちろん、夜間でも六甲山の涼しげな空気を引き立てます。特に5つのトンネルを通過する際は、ほのかな光が印象的で、訪れた人々にとって特別な癒しのひとときとなるでしょう。