CopadoとADX ConsultingがSalesforce向けDevOpsの連携を強化する新提携を発表

CopadoとADX Consultingが結んだ新たな戦略的提携

日本におけるDevOpsの進化が加速しています。コパード株式会社（通称：Copado）と株式会社ADX Consultingは、Salesforce向けのAI搭載DevOpsプラットフォームを日本市場で展開するためのパートナーシップを締結しました。この提携により、両社は日本企業に対して、開発から運用までを一貫して支援する体制を整えることを目指しています。

提携の背景

近年、Salesforceを基盤とする業務改革が活発化していますが、その一方で、開発体制の複雑化が進んでおり、従来の手法では追いつかない場面が増えています。手作業によるデプロイやリリースプロセスの遅延、品質のばらつきなど、多くの企業が直面している課題です。そこで、Copadoの先進的なDevOpsプラットフォームとADX Consultingの豊富な経験を組み合わせることで、これらの問題を解決する狙いがあります。

両社の提携により、Salesforceの開発環境でのリリースの速度、品質、運用効率が向上し、日本企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）の推進に大きく寄与することが期待されています。

CopadoのDevOpsプラットフォームの強み

Copadoのソリューションは、すでに多くの企業で成果を上げており、その効果は以下の通りです：

- 手動によるデプロイメント作業を80%削減
- デプロイメントの頻度が5倍に増加
- 提供機能が40%向上
- デプロイメントの速度が9倍
- 本番環境のバグが94%減少

この高いレベルの結果は、企業が市場に迅速に対応し、競争力を保つために不可欠な要素です。特に、経営資源を効率的に配分することが求められる現代のビジネス環境において、Copadoの技術が持つ意義は計り知れません。

ADX Consultingの役割

一方、ADX Consultingは、Salesforce導入の豊富な実績と業務改革のノウハウをもとに、企業のDXを支援してきました。この提携により、DevOpsの重要性だけでなく、組織全体の変革を促進する方法論も提供することができます。執行役員の金本孝泰氏は、「このたびの提携により、当社の業務改革における知見を活かし、日本企業におけるSalesforce開発の高度化と効率化を支援できることを嬉しく思います」と語っています。