令和7年度建設ジュニアマスター受賞者、田中凱
埼玉県草加市にあるポラスハウジング協同組合の田中凱が、2025年10月28日に開催された「優秀施工者国土交通大臣顕彰式典」で建設ジュニアマスターの称号を得ました。この表彰は、青年層の優秀な施工者を対象にしており、今回全国で119名が受賞しました。なんと、この受賞は彼がポラスグループにおける10人目の受賞者となります。
建築業界での輝かしい実績
田中はポラスハウジングの大工職として、卓越した技能と技術を持つ一人です。過去には3回も技能五輪全国大会に出場し、2回の敢闘賞を手にしています。このような豊富な経験をもとに、彼は入社してからわずか3年で1級建築大工技能士の資格を取得しました。現場では、作業効率を向上させるための施工方法を常に考案し、工夫を凝らして施行に取り組んでいます。
後進の育成にも注力
彼は自身の持つ技術を後輩へと伝える専門家でもあり、若い施工者の育成にも尽力しています。この精神が評価され、建設ジュニアマスターとしての栄誉を勝ち取りました。国土交通省が設定する顕彰基準では、田中のように技能・技術が優秀で、合理化や安全衛生の向上に貢献する存在が求められています。
ポラスグループの仲間たち
彼と同じポラスグループ内で今回、別の表彰を受けたのが日高現龍さんです。日高さんは、ポラテック株式会社に携わる大工職で、優れた技能を持つ施工者として建設マスターに選出されました。お施主様とのコミュニケーションを重んじ、住まい手に寄り添った提案を行うことで、多くの感謝の声を集めています。
日本の建設技術の未来
このような若手施工者の活躍は、未来の建設業界へも大きな希望をもたらします。国土交通省が設置した建設ジュニアマスター制度は、次世代の育成と技能向上を目的としており、田中さんのようなモデルが多数登場することが期待されています。これにより、日本の建設業界がますます発展し、魅力的な職業として多くの若者が目指すことになるでしょう。
今後も田中凱さんの更なる活躍に期待が寄せられます。そして、ポラスグループ全体がこれからの施工者たちの生き生きとした成長に寄与していくことを願っています。