インドネシア技能実習生、日本行きの新プロジェクト始動

インドネシアから日本へ、技能実習生を支援する新プロジェクト

JOE協同組合は、インドネシアの技能実習生160人を日本に送り出すための「パイロットプロジェクト to Japan出発セレモニー」を開催します。このセレモニーは2023年3月20日にインドネシアのブカシ県にある職業訓練校で行われ、実習生たちの新しい道の始まりを祝う重要なイベントです。

出発セレモニーの詳細

セレモニー当日は、インドネシア労働移住省の総局長や在インドネシア日本大使館の代表者らが挨拶を行い、参加者には記念バッジが授与されます。また、実習生はプロジェクトへの参加に対する決意を表明し、激励のメッセージを受け取ります。プログラムには国歌の斉唱や記念撮影も含まれ、地域の関係者が一堂に会し、参加者たちの新たな挑戦を祝います。

パイロットプロジェクトの目的

今回の「パイロットプロジェクト to Japan」は、インドネシア政府が補助金を提供し、JOE協同組合からは返済不要の奨学金が支給されることで、通常の技能実習生制度に比べて実習生の負担を大幅に軽減しています。この取り組みは、インドネシアと日本の間での技術交流を促進し、実習生にとっても理想的な環境を提供することを目的としています。

通常、外国人技能実習生は教育費用や手数料として手元から20万～30万円を支払わなければなりませんが、このプロジェクトではインドネシア政府が75,000円、加えてJOE協同組合から10万円の奨学金が用意されており、実質的な自己負担がほぼなくなります。このことで、より多くの若者が日本での就業機会にアクセスできるようになるでしょう。

プロジェクトの背景と意義

インドネシアでは、新型コロナウイルスの影響による経済の停滞が続き、特に若年層の失業率が増加しています。このような状況の中、日本への渡航を希望する技能実習生たちが高額な教育費用を負担することは、大きな問題となっています。インドネシア政府は、このプロジェクトを通じて、国内の若者に対する支援を強化しつつ、日本において技術を学ぶ機会を提供します。

出発後のフォローアップ

出発セレモニーの後、技能実習生たちは日本で充実した教育を受ける予定です。株式会社キャムテックが運営する『キャムテックエデュックアカデミー』の成田・大阪センターで日本語教育を受けた後、各企業に配属されることになります。これにより、実習生たちは日本での就業に向けた準備を整え、実際の職場での経験を積むことが期待されます。

2023年からはこのプロジェクトは『IJCプログラム』と改名され、更なる参加者の拡大を図っていく計画です。

JOE協同組合の概要

JOE協同組合は、外国人技能実習生を共同で受け入れる事業や職業紹介事業を行っている団体です。東京都港区に拠点を置き、インドネシア国内の職業訓練校との連携を強化しながら響きを持つプロジェクトを展開しています。連絡先は4月までは04470-058，无位置2-ETO-50フレック・オブ・サウスカフミン搭乗の方までお気軽にお問い合わせください。