大学スポーツの未来と部活動改革が語られる!
一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)が後援する「Japan Sports Week 2025」が、2025年6月25日から27日まで東京ビッグサイトで開催されます。今回は「大学スポーツの未来」や「部活動地域展開のいま」というテーマで講演が行われ、その内容が注目を浴びています。
UNIVASの歩みと課題
UNIVASは2019年に設立され、現在7年目を迎えています。その道のりは決して平坦ではなく、コロナ禍によって運動部活動が一時休止したり、運動部に関連する不祥事が発生するなど、多くの問題に直面してきました。これに加えて、少子化の影響も大学スポーツにとって大きな試練となることが予想されます。しかし、この逆風の中で、UNIVASが描く大学スポーツの未来像がどのようなものであるのか、講演を通じて詳しく語られる予定です。
部活動改革の現状
令和4年12月、政府から発表された部活動改革のガイドラインに基づく取り組みが進んでいます。全国の約1,700市区町村で、各地域の特性を考慮した方法での改革が実施されています。しかし、この改革を成功させるには単独の自治体では解決が難しく、企業や大学など、様々な団体との連携が欠かせないとされています。沖縄県を皮切りに、地域支援を進める「ブカツサポートコンソーシアム」の活動についても事例を交えて紹介される予定です。
特別講演の詳細
「Japan Sports Week 2025」では2つの特別講演が行われます。
日時: 2025年6月25日(水)14:30 ~ 15:30
テーマ: 『生き残りをかけた大学スポーツ』~ポストコロナから少子化の波への反逆
登壇者: 大学スポーツ協会 専務理事/仙台大学 教授 池田 敦司
日時: 2025年6月26日(木)12:30 ~ 13:30
テーマ: 『部活動地域展開のいま』 ~企業コンソーシアムが進める地域活性~
登壇者:
• スポーツデータバンク株式会社 代表取締役 石塚 大輔
• 三井住友海上火災保険株式会社地域マーケット部 次長 有馬 康之
• 日本郵政株式会社 スポーツ&コミュニケーション部 部長 千葉 岳志
• 大学スポーツ協会 専務理事/仙台大学 教授 池田 敦司
展示会の概要
「Japan Sports Week 2025」では、アスリートパフォーマンスEXPOやファンエンゲージメント&マーケティングEXPOなど、4つの構成展が予定されています。また、来場者は事前登録が必要ですので、参加を希望する方はぜひお早めに登録してください。
- - 会期: 2025年6月25日(水)~27日(金)
- - 会場: 東京ビッグサイト
- - 主催: RX Japan(株)
- - 特別後援: 日本トップリーグ連携機構
- - 後援: 大学スポーツ協会、日本スポーツ協会など全21団体
UNIVASについて
UNIVASは大学スポーツの振興を目的として2019年に発足しました。安全で安心して競技に取り組める環境を整えつつ、大学スポーツ全体の価値向上に向けて活動しています。さらなる発展を担う大学スポーツの未来に、本イベントの開催が大きな影響を与えることでしょう。