日本の味をベトナムへ、MUSUBITEI -結亭-が新たな地域に出店
2024年10月15日、渋谷に本店を置くおむすび専門店『MUSUBITEI -結亭-』が、ベトナム・ホーチミン市で新たにタオディエン店を開店しました。このお店は、新潟県産コシヒカリや有明産の海苔など、日本の食材を使い、本格的なおむすびを届けることをコンセプトにしています。新鮮で美味しいおむすびが、オーダーを受けてからその場で握られるスタイルで提供されるのが特徴です。
オープン後すぐに、多くの観客がこの店に訪れ、最初の6日間で約1000人が味わうという盛況ぶり。株式会社クラフティの代表、風間哲也氏は「これからも新しい挑戦を続け、日本とベトナムを結ぶ役割を果たしていきたい」と展望を語ります。
こだわりの三つのポイント
1. 厳選された日本の食材
『MUSUBITEI -結亭-』では、新潟県産コシヒカリを使用したおむすびが楽しめます。食材の品質には非常にこだわり、玄米の状態で輸入し、精米後すぐに使用することで、いつでも新鮮なおむすびを提供しています。さらに、タオディエン店限定でお刺身や日本酒、焼酎も楽しめるため、本格的な日本食を気軽に体験できる場所です。おむすびの価格を抑えつつも、日本のレシピを忠実に再現することに意義を持っています。
2. 日本の心を感じる接客
日本の良さである「おもてなし」を体感してもらうため、清潔感に満ちた空間を心掛け、家族や友人と一緒に楽しめるテーブル席を設けています。渋谷店はカウンターのみですが、タオディエン店ではより多様な客層に応じたサービスを提供しています。
3. お手頃価格での提供
品質を落とさず、日本と同様のクオリティを確保するため、地元で調達できる材料は現地で仕入れ、コスト削減を実現しています。それにより、ベトナムの人々にも手軽に日本の味を楽しんでもらうことが可能です。
ベトナム進出の背景とビジョン
『MUSUBITEI -結亭-』の渋谷店には多くの外国人観光客が訪れるため、海外展開を視野に入れるきっかけとなりました。ベトナムは近年、経済成長が著しく、米文化が根付いているため、そこでの可能性を感じたのです。
また、食に関する調査を行ったところ、ベトナムには本格的なおむすびがほとんど存在しないことを知り、そのニーズに応えることができると感じました。
私たちの目標は、ただおむすびを提供するだけでなく、日本の豊かな食文化やおもてなしをベトナムの人々に普及させていくことです。ファストフードとして認知されている「バインミー」に並ぶ「日本のおむすび」を広め、ベトナムの人々が日本食に触れる機会を増やしたいと考えています。
店舗情報
- - 店舗名:MUSUBITEI -結亭- Thao Dien
- - 住所:1F,14E Quoc Huong, Thao Dien ward, Thu Duc, Ho Chi Minh City
- - 営業時間: 7:00-17:00(ランチ)、17:00-23:00(ディナー)
- - 提供メニュー:おむすび(全12種類)、玉子焼き、豚汁、刺身(夜間限定)など
『MUSUBITEI -結亭-』は、日本のおむすび文化を広げ、さらに多くの人々に愛される存在となることを目指しています。