千葉大学、国際グリーンガウン賞ファイナリストに選出!学生主体の環境活動が評価される
国立大学法人千葉大学が、世界の大学における持続可能性に関する優れた取り組みを評価する「国際グリーンガウン賞」のファイナリストに選ばれました。これは、日本で唯一の選出となります。
千葉大学が評価されたのは、長年にわたる学生主体の環境マネジメントシステム活動と、京葉銀行などの企業との連携活動です。特に、学生が主体的に企画・運営するプロジェクトが評価されました。
国際グリーンガウン賞とは?
国際グリーンガウン賞は、2004年に発足した、世界中の大学における持続可能性に関する優れた取り組みを評価する制度です。主催はイギリスの環境大学協会(EAUC)で、アリアンツ・グローバル・インベスターズと共同で、UNEP(国連環境計画)の支援を受けています。
賞は8つのカテゴリーに分けられており、千葉大学は「学生エンゲージメント」部門に応募しました。ファイナリストには、28か国95大学が選ばれ、日本の大学では千葉大学のみが名を連ねています。
千葉大学の応募内容
千葉大学は、2005年1月にISO14001を取得して以来、20年にわたり、「環境ISO学生委員会」が主体となって、環境マネジメントシステムを運営しています。現在も、250名もの学生が所属し、学内・地域において20以上の班に分かれて様々な活動を行っています。
近年では、地元企業や自治体との連携したプロジェクトを展開し、環境分野はもちろん、人権やダイバーシティといった分野の活動も積極的に行っています。
特に、2017年から京葉銀行と連携して行っているプロジェクトは、7年間で400人以上の学生が参加し、80以上の企画を実践してきた、学生主導のプロジェクトです。
学生主体の活動が評価される
千葉大学は、学生主体の環境活動と、企業との連携プロジェクトによって、社会貢献を実践してきました。その取り組みが国際的に評価されたことは、学生たちのモチベーション向上に繋がるだけでなく、大学の社会的責任を果たす上でも大きな意義を持つと言えるでしょう。
千葉大学と国際グリーンガウン賞
千葉大学は、過去に国際グリーンガウン賞で2回表彰されています。
2017-2018年
2019年
今回のファイナリスト選出は、千葉大学の持続可能性への取り組みが、世界的に認められたことを示しています。今後も、学生主体で、社会と協働した活動を続けていくことが期待されます。
学生主体の環境活動が光る!千葉大学の国際グリーンガウン賞ファイナリスト選出について
千葉大学が国際グリーンガウン賞のファイナリストに選出されたことは、非常に喜ばしいニュースです。特に、学生主体の環境活動が評価されたことは、日本の大学における環境教育のレベルの高さを示すものと言えるでしょう。
学生が主体となって環境問題に取り組み、企業とも連携してプロジェクトを進めている点は、まさに現代の大学教育の理想形と言えるでしょう。
学生たちが自ら課題を見つけ、解決策を探し、実行していくプロセスは、単に環境問題への理解を深めるだけでなく、リーダーシップや問題解決能力、コミュニケーション能力など、社会で活躍するために必要なスキルを磨く機会にもなります。
今回の受賞は、千葉大学だけでなく、日本の大学全体にとって大きな励みになるはずです。学生主体の環境活動が社会に認められることで、より多くの学生が環境問題に関心を持ち、積極的に行動を起こすようになることを期待したいです。
一方で、今回のファイナリスト選出は、千葉大学がこれまで積み重ねてきた努力の成果であると同時に、今後の更なる発展を促すものでもあります。
今後、千葉大学が国際グリーンガウン賞でどのような成果を上げるのか、そして学生たちがどのような活動を展開していくのか、注目していきたいです。