西寺公園秋祭り
2024-11-25 09:22:26

地域の力を結集した「わくわくどきどき西寺公園秋祭り」が大成功

地域が団結した「わくわくどきどき西寺公園秋祭り」



10月26日、京都市南区の西寺公園で「わくわくどきどき西寺公園秋祭り」が今年で3回目の開催を迎え、地域の人々が一堂に会し大変な賑わいを見せました。このイベントは、特定非営利活動法人happiness(理事長:宇野明香)が主事務局となり、株式会社益市(代表:国本忠義)による子ども食堂応援団が主催しました。目的は、子ども食堂の重要性を広め、利用したことがない人々や「子ども食堂」についての認識が薄い地域の住民に知識を深めてもらうことです。地域の飲食店、企業、福祉施設が協力し、合計44店舗が出店、約5000人もの人々が来場しました。

マグロ解体ショーでスタート



イベントの目玉の一つ、マグロ解体ショーは例年好評で、今年も子どもたち150名に捌きたてのマグロが振舞われました。進行役は、開建高校の生徒たちが担当し、イベントの雰囲気を盛り上げました。さらに、元NHKたいそうのお姉さんである「いとうまゆ」さんが出演し、歌と踊りのパフォーマンスを披露。加えて、開建高校の書道部やUltra Dance Marketのダンス発表も行われ、来場した家族みんなが楽しむことができました。イベントの最後には、南区の子ども食堂団体が自身の活動を紹介するクイズ大会も開催され、多くの人々が参加しました。

子どもたちのためのやりがいある体験



当日は、子どもたちにチケットを配布しての「お仕事体験スタンプラリー」が行われ、小学生以上の子どもたちが出店ブースを巡って様々な仕事を体験する形式が取られました。5つのブースを回った後、子どもたちは500円相当のチケットを獲得し、そのチケットを使って出店で提供される200~300円のメニューを楽しむことができました。出店者からは、「子どもたちの熱心な呼び込みを目の当たりにし、自分たちも貴重な経験をさせてもらった」や「子どもたちの笑顔を見せていただき、本当に嬉しかった」という感想も寄せられました。

地元企業とNPOの活動の連携



参加した企業や団体は、企画に賛同し、採算を度外視して子どもの楽しみと体験を提供しています。出店者からは、普段のイベントではなかなか集客できない課題の中で、「今回のイベントに出て、利用者も喜んでおり、地域に根ざした子ども食堂の運営を検討したい」といった声もありました。また、昨年に引き続いて笹屋伊織とのコラボレーションもあった他、謎解きクイズのブースもあり、地域の企業の方々との未来の連携を期待する出会いも見られました。

手作りの温かいイベント



「わくわくどきどき西寺公園秋祭り」は、すべて手作りで行われており、テントの設営や備品の配置などは、NPO法人happinessを中心に、地元自治会やボランティア、学生団体の協力によって実現されました。こうした共同作業の中で、地域の連携が強まり、まちづくりに貢献できるイベントとしての意義が高まっています。

未来への願い



子どもたちやその家族が笑顔で過ごすための環境作りに向けての努力が続けられています。来年も引き続きこのイベントが開催される予定で、地域の発展に寄与することを目指しています。集まった協賛金の一部は、子どもたちに提供される子どもチケットの原資として使用される方針も示されています。

地域の力が一つになり、子どもたちの未来を支える「わくわくどきどき西寺公園秋祭り」。これからも地域と企業、NPOが連携し、まちづくりの発展に寄与できるよう、注目が必要です。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人happiness
住所
京都府京都市南区唐橋川久保町1-20
電話番号
050-5218-9179

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