保護者の教育設計力を向上させるGLIの勉強会に注目

2025年2月15日、Global Learner's Institute（GLI）が主催した『保護者勉強会』が、多くの保護者の関心を集めて開催されました。この勉強会は、教育設計力をテーマにしており、参加者たちは熱心に講義を聞いてメモを取り続けていました。時代の変化に対する教育の見直しが求められる中、保護者たちは自らの教育方針を再考する契機となったことでしょう。

満席の勉強会とは

勉強会の募集が始まると同時に席が埋まってしまうほどの注目を集めたこのイベント。参加者からは、「今日の視点で教育を考えたことがなかった」との声も寄せられ、教育に対する新たな考え方を受け入れる姿勢が見受けられました。本記事では、その内容を一部ご報告したいと思います。

第一部：教育方針の見直し

講義の第一部では、現代の教育や受験事情について説明がなされました。コロナ禍を経て、世界が大きく変わり、特に日本においては教育のスタイルが遅れを取っているという現実が浮かび上がります。テスト型教育が未だに主流である日本において、その意義を問う重要性が強調されました。現代社会で求められるのは、単なる点数よりも社会にどのように貢献できるかという意欲や能力です。

この変化に適応するには、保護者自身が教育の目的を明確にし、子どもたちの未来を見据えた設計を行う必要があります。

第二部と第三部：留学の選択肢と支援制度

勉強会の第二部では、「どうせ留学するならトップ校を目指そう」と題し、ボーディングスクールや海外大学への進学戦略が語られました。質の高い教育環境を求める保護者にとって、具体的な選択肢を提示することが意義深いものでした。

第三部では、経済的理由で留学を諦めない方法として、奨学金制度や支援プログラムの活用について具体的なアドバイスが行われました。これには、自己PRや志望動機の重要性が特に強調され、学力以外の要素が評価基準になっていることが指摘されました。

社会に関わる意欲

現代の教育専門家は、学力テストの結果だけでなく、社会にどのように自らが関わるかという意欲や能力が重視されつつあるとしています。未来を見据えたビジョン、学習計画、これまでの学びの社会的意義が評価され、ぜひとも自ら学ぶ意欲を育むことが重要です。

最近の学習指導要領では探究学習が積極的に導入され、推薦入試など、新たな入試形態が増加しています。これにより、保護者は新しい教育環境に適応し、自身の教育設計力を高めることが求められています。

今後の展望とお知らせ

GLIは、今後も様々なイベントを実施予定です。次回の説明会は2月22日（土）に開催される予定ですが、すでに満席となっているため、新たな申し込みは受け付けられません。参加を希望する方は公式サイトで今後のスケジュールを確認することをお勧めします。

企業概要

教育と進学の設計を個別に支援する「株式会社鏑木教育コンサルティング」および、「Global Learner’s Institute」は国内外のボーディングスクールへの進学を目指す高校生向けのコンサルティング型英会話スクールです。子どもたちが国際社会で活躍できる人材として育つ手助けを行っています。

この勉強会は、保護者の教育設計力を再認識させる重要な機会であり、今後の子どもたちの未来に大きな影響を与えることでしょう。

会社情報