学生の夢が詰まったパン開発プロジェクトが実現!
大阪市生野区に本社を置く株式会社ダイヤは、桃山学院大学の「起業部」と手を組み、実践的な商品開発に挑戦しました。この取り組みは、78年の歴史を持つ同社が新たなアイデアを求める中で、学生たちが自分たちの考えを形にする機会を提供することを目的としています。今回、14名の情熱的な学生が関連したプロジェクトは、パンという親しみやすい商品をテーマに絞り込み、2種類の商品が生まれました。
新商品はこの2品!
彼らが生み出した新しいパン、第一弾は「桃パン」。菓子パンの生地で桃ジャムを包み、桃色のビス生地で仕上げています。見た目にも可愛らしく、まさに桃の生き生きとした印象を与える一品です。もちろん、味わいも格別で、甘酸っぱい桃の風味が楽しめるのがポイント。パンを手にした瞬間、思わず笑顔になってしまいます。
次にご紹介するのが「デニピザ 桃とみそのコラボ」。このビジュアルに圧倒されること間違いなし。クロワッサン生地にベーコンやグリル野菜、さらに味噌の肉そぼろとクリームチーズを添えて、独特な風味を生み出しました。隠し味として桃ジャムが使用され、口の中で広がる味わいのハーモニーが楽しめます。
ハルカス学園祭での実施
この新商品は、11月21日から25日にかけて開催されるハルカス学園祭で限定販売されます。これは、22校の大学や学生団体が参加する大型イベントであり、学生たちの努力の成果を多くの来場者に披露します。あべのハルカス近鉄本店での開催は、学生にとって貴重な体験となり、社会との結びつきを深める重要な場です。
学生たちの声
プロジェクトに参加した学生たちは、商品開発のプロセスを通じて数多くの知識と経験を得ました。「ターゲットを絞り、商品アイデアを形にする難しさを実感しました。しかし、チームで役割を分担し、皆でサポートし合うことで、商品化へと導くことができました」と、一人の学生は語ります。「実際の流れを経験する中で、商品のレイアウトや販売戦略など、実戦的なノウハウを身につけることができました」と続けました。
この体験を通じて、彼らはただのパン製造にとどまらず、商品を創り出す楽しさや、顧客への価値提供の重要性を学びました。それぞれが持つ目標に向かって学び続ける姿勢が、今後の彼らの活躍を期待させます。
株式会社ダイヤは、1946年に創業し、新たな挑戦を続けており、学生とのコラボレーションはその一環。今後も、地域との結びつきや次世代の人材育成に力を入れ、持続可能な企業活動を展開していくことでしょう。自らの夢を実現に導くこのようなプロジェクトが、学生たちにとっての大きな成長の場となります。是非、ハルカス学園祭を訪れ、学生たちの情熱が詰まったパンを味わってみてはいかがでしょうか。