金沢工業大学が新たに社会人共学者を募集!
金沢工業大学では、2025年度後学期にあたる2025年9月26日から2026年1月28日までの期間、企業や自治体に勤務する社会人を対象にした「社会人共学者」制度が開始されます。この制度は、社会人が大学の授業に参加し、学生と共に学ぶことで相互に刺激を受けることを目的としており、参加は無料です。最初の受付は2025年8月18日から始まり、最終受付は12月19日まで行われます。
社会人共学者制度の特長
金沢工業大学の「社会人共学者」制度は、世代や文化の枠を超えた共創型の教育を実現するためのものです。この制度に参加することで、社会人は大学生とのディスカッションや技術の実用例、業界のトレンドについての情報を共有する機会を得られます。また、若い世代との交流を通じて自身の仕事に役立つ新たな知識や発想を得ることが可能です。
2025年度後学期では、教養科目や専門科目の中で、26の講義が用意されています。例えば、環境土木工学、メディア情報、バイオ・化学分野など、多岐にわたる分野で実施されます。
新たに加わった科目とは?
この年度から新たに追加された科目には、以下の3つがあります。
1.
環境土木工学分野の『プロジェクトデザイン実践(実験)』: 学生がプロジェクトデザイン入門で習得した知識を基に問題解決を目指します。
2.
メディア情報分野の『コミュニケーションドローイング』: 発想を可視化する技術やスケッチスキルを学びます。
3.
バイオ・化学分野の『イノベーション基礎』: 実社会の課題を発見し、解決する力を養成します。
社会人に求められる役割
社会人共学者は、授業を通じて学生と知識を共有し、学びの意欲を促進する役割を担います。英語やデータサイエンスの授業では、ディスカッションに参加したり、社会人としての経験を学生に伝えたりすることが求められます。また、専門分野では、自身の企業での事例を紹介し、専門知識を学生と共有することが期待されています。
参加方法と詳細
参加者は、所属する企業の上司による推薦書を提出する必要があります。金沢工業大学卒業生は推薦を免除されるため、よりスムーズに参加できます。授業は対面形式で行われ、一部はオンラインで受講可能です。授業は午前中から午後までの時間帯で行われ、参加は1回から可能で、回数については担当教員と相談できます。
興味がある方は、詳細情報や申請書を以下のリンクから確認できます:
社会人共学者制度の詳細
新たな形の学びを体験できるこの機会をお見逃しなく、ぜひ参加をご検討ください!