映像デザイン科の学生が地域貢献に挑むプロジェクションマッピング

学生の手による幻想的な映像体験

このたび、新潟県立テクノスクールが主催した「納涼イベントイルミネーションandプロジェクションマッピング」にて、国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校の映像デザイン科の学生たちが制作したプロジェクションマッピング作品が発表されました。イベントは2025年9月26日と27日の2日間にわたり、多くの来場者で賑わいを見せました。

イベントの概要

新潟県立テクノスクールが毎年実施するこの納涼イベントでは、地域住民や利用者が楽しめるプログラムが用意されています。今年もキッチンカーの出店やさまざまな体験企画が用意され、訪れた人々を楽しませました。その中でも特に注目を集めたのが、映像デザイン科の学生によるプロジェクションマッピングでした。

プロジェクションマッピング制作の裏側

学生たちのプロジェクトは、映像制作会社である株式会社ソルメディエージの監修のもと進められました。これにより、学生は専門の技術を実践的に学ぶことができ、授業での学習内容を生かして作品を制作しました。彼らは、光の三原色やプロジェクターの特性など、映像制作の基礎を徹底的に学びました。その結果、幻想的な光の演出を会場に生かすことができたのです。

さらに、プロジェクションマッピングに必要な準備や技術を学びつつ、Adobe After Effectsを用いた制作手法を実践しました。これにより、プロジェクションマッピングの技術だけでなく、他の映像制作においても活用できるスキルを手に入れることができました。

学生の成長と地域貢献の意識

このプロジェクトは学生にとって単なる技術習得ではなく、自身のスキルが地域貢献にどのように繋がるかを意識する良い機会となりました。実際に、来場者の反応やイベントの盛り上がりを目の当たりにすることで、地域社会とのつながりを再認識しました。

今後も本校では、地域との関係を大切にしながら、専門企業との連携による教育を続けていく方針です。学生たちが持つクリエイティブな力をさらに育て、社会に貢献できる力を引き出すカリキュラムの充実を目指します。