今年も全国で開催「おいしい!野菜チャレンジ2025」
カゴメ株式会社と特定非営利活動法人放課後NPOアフタースクールが手を組み、全国の小学校や学童保育・放課後活動団体において「おいしい!野菜チャレンジ2025」を実施します。これは、食を通じて野菜嫌いの子どもたちを支援する食育プロジェクトで、参加する番組は日本全国95か所の学校で展開され、多くの子どもたちに野菜の楽しみ方を教えています。
プロジェクトの目的と経緯
このプロジェクトは、学童や保護者が抱える「野菜が嫌い」といった悩みを解決することを目的としており、2018年にスタートしました。これまでに延べ約14,000人の小学生が参加しており、その結果、野菜への理解が深まったことが多くのアンケート結果から明らかになっています。その中には、野菜の魅力を発見し、家庭での食経験に結びついた実例も多く見られます。
実施概要
本プロジェクトは、以下のような内容で構成されています。
- - 実施エリア:全国95か所の小学校及び放課後活動団体
- - 定員:1回あたり約40名まで
- - 実施時間:オンライン方式と訪問方式があり、45〜90分間のプログラム
- - 募集期間:第1次募集は2025年3月2日まで、第2次募集は2025年5月25日まで。応募は公式HPから可能です。
楽しいプログラム内容
このプロジェクトでは、以下の3つのプログラムが提供されています。
1.
「多拠点オンライン」野菜すごろくの旅編:全国の子どもたちがオンラインでつながり、野菜に関するクイズや体験活動を楽しむことができます。
2.
「訪問/単独オンライン」野菜のふしぎ実験編:子どもたちが野菜トレジャーハンターとなり、クイズや実験に取り組みながら、楽しみながら野菜と仲良くなることを目指します。
3.
「訪問」最強のジュースレシピ編:リアルな野菜を使用したクイズやオリジナルジュース作りを通じて、子どもたちが野菜との距離を縮める内容となっています。
参加者の声
2023年度の参加者からは以下のような声が上げられています。
- - 「野菜の大切さについて学べて、楽しかった!」(小5)
- - 「野菜が好きになり、色々なことを知れてよかったです。」(小4)
- - 「苦手だった青野菜も少しずつ食べられるようになった!」(小2)
保護者からも、「子どもが野菜に興味を持つようになった」との声が多く聞かれ、プログラムの効果を実感しているようです。
まとめ
カゴメと放課後NPOアフタースクールによるこの取り組みは、ただの食育にとどまらず、子どもたちの食に対する意識を変える大きな力となっています。このプロジェクトを通じて、野菜好きの子どもが増えることを期待しています。